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商品説明
コロナ禍などの衝撃を受け、変容する新自由主義的グローバリゼーション。1980年代以降アメリカ主導のグローバリゼーション自身が産み出した「社会経済的な分断」の構造的諸相に注目しつつ、現代世界経済の現実に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
2008-09年世界金融経済危機から15年、米中対立の激化、コロナ禍そしてウクライナ侵攻と矢継ぎ早に起こる一連の衝撃を受け、新自由主義的グローバリゼーションは、変容を余儀なくされている。本書(第2版)では、1980年代以降アメリカ主導のグローバリゼーション自身が産み出した国家内部そして国家間の双方における「社会経済的な分断」の構造的諸相に注目しつつ、現代世界経済の現実に迫る。【商品解説】
目次
- はしがき――『世界経済論』第2版の刊行に寄せて
- 欧文略語一覧
- 第Ⅰ部 グローバル経済システムの歴史・構造・現状
- 第1章 資本主義世界経済の歩み――私たちの250年史
- 1 資本主義の誕生とイギリス中心の世界経済の盛衰――パクス・ブリタニカの世界経済システム
- 2 第2次世界大戦後の世界経済――パクス・アメリカーナの世界
著者紹介
山本 和人
- 略歴
- 〈山本和人〉福岡大学商学部教授。博士(経済学)。著書に「多国間通商協定GATTの誕生プロセス」など。
〈鳥谷一生〉京都女子大学現代社会学部教授。博士(商学)。著書に「国際通貨体制と東アジア」など。
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