Thinking Critically about SDGs Book1 17のSDGsを学ぶ　クリティカルシンキングを習得する

英語4 技能をフル活用！
『SDGs の事例』から『答えのない問い』で深く考えるー
Thinking Critically about SDGs とは？
本教材（Thinking Critically about SDGs, 以下 TCA SDGs）は、英語4 技能とクリティカル・シンキング（批判的思考力）とロジカル・シンキング（論理的思考力）を国際連合（国連）が定めた持続可能な開発目標（SDGs）の学習を通して身につけることを目的として作られました。そして、国際エデュテイメント協会の理念「今、これからを生きる力を」と文部科学省の「生きる力 ー学びのその先へー」の理念を実現すべく、英語を用いてグローバルかつローカルな視点と教養を身につけることができる教材です。
また、本教材は各SDGs を深く掘り下げ、常に学習者に「なぜそのように考えるのか」を問う内容となっているため、学習者の主体性を培うだけでなく、自分自身の考えや意見を表現する機会も多く設けているため、世界や日本で起こっている社会課題への意識をさまざまな表現方法を通して学ぶことでできる内容となっています。
本教材はゴールを基準に英語レベルを総合的に設定しているため、全体として学習対象がCEFR A2 ～C1（参考として英検準2 級～準1 ）と幅広くなっています。そのため、扱うゴールによって対象レベルを調節しやすく、授業に導入しやすい形となっています。
この教材を通してあらゆる問題への視野を広げ、持続可能な社会への行動や実践に結びつき、未来の豊かな生き方を体現できる人になってほしいと願っています。

SDGs は国連が発表・設定した2030 年までに国際社会全体で達成すべき共通目標です。これらは前回
の1990 年代のミレニアム開発目標（MDGs）の経験や達成度をもとに、より国際社会全体に対象を広げ、
緊急性をもって啓発を呼びかけたものとなります。
17 個のゴールは主に社会的、経済的、環境においての持続可能性を促し、パートナーシップを通して実
現しようとしています。今までの社会規範や大量生産・大量消費社会などは人間が持続可能な社会を運営
していくには難しく、今日では地球市民として一人一人の意識と主体的な行動が求められています。
また、上記の社会では今まで存在してきた大多数（マジョリティー）こそが正解という、社会規範も変
化しつつあります。IT 化が進み個別に最適化されたサービスが享受できることや全世界の人と繋がること
ができる現代だからこそ、少数派（マイノリティー）として個性を抑圧せずに生きていくことができる世
の中になってきています。
これからを生きる人たちには、そのような個性や違いをしっかりと他者に表現し、また自
分とは違う人とも対話して共存していく教養とスキルが必要不可欠になっていきます。【商品解説】