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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/05/01
- 出版社: 徳間書店
- サイズ:19cm/219p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-19-865620-1
読割 50
紙の本
金融大波乱 ドル・円・人民元の通貨戦争が始まった
人民元は国際決済通貨としてドルを駆逐するのか。あるいは住宅バブルでかろうじて支えてきた中国経済がついにバブル崩壊によって習近平体制は弱体化するのか。ドル・円・人民元の通貨...
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商品説明
人民元は国際決済通貨としてドルを駆逐するのか。あるいは住宅バブルでかろうじて支えてきた中国経済がついにバブル崩壊によって習近平体制は弱体化するのか。ドル・円・人民元の通貨戦争を通して世界経済の行方を展望する。【「TRC MARC」の商品解説】
ペトロダラーに対するペトロ人民元の挑戦が始まった
ウクライナ戦争によって揺らぎ始めた世界通貨システムをめぐる暗闘の内幕
習近平主席のサウジアラビア電撃訪問が世界を驚かせた。会談のテーマが、石油の人民元決済だったからだ。ドル以外の通貨での石油決済は、アメリカのドル一極支配体制を脅かす政治的挑戦だ。
現状では、中国人民元はドルを裏付けとする通貨にすぎない。しかし、中国の一帯一路プロジェクトではすでに人民元とのスワップを実施している国が出てきている。またウクライナ戦争の結果、ロシアの石油決済はルーブルと人民元で取引されている。そこにデジタル人民元の決済がからんでくれば、ドルの覇権にとって重大な脅威となろう。
果たして人民元は国際決済通貨としてドルを駆逐するのか。あるいは住宅バブルでかろうじて支えてきた中国経済がついにバブル崩壊によって習近平体制は弱体化に向かうのか。米中は新冷戦に突入しているが、アメリカ、とりわけバイデン政権にとっては、中国は経済的利益の源泉でもあるという両義的な存在でもある。ドル・円・人民元の通貨戦争を通して世界経済の行方を展望する。【商品解説】
著者紹介
宮崎 正弘
- 略歴
- 〈宮崎正弘〉金沢生まれ。早稲田大学中退。作家、評論家。
〈田村秀男〉高知県生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員。
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