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商品説明
絵を書くことは日常の痕跡を残すこと−。花や人物など身近なモチーフをキャンバスに描き、それをペインティングナイフで削り取り、布で拭き取り、重層的で複雑なマティエールの半抽象画を作り上げる、荻野夕奈の作品集第2弾。【「TRC MARC」の商品解説】
2020年に作品集『FLOWER & BODY』を刊行、本書は画家荻野夕奈の作品集第2弾となる。花と人物といった身近なモチーフをキャンバスに描き、それをペインティングナイフで削り取り、布で拭き取り、キャンバスと向き合った時間の痕跡を残すように、重層的で複雑なマティエールの絵画を作り上げている。描かれた花々や人物ヌード、男女の重なりは、イメージの形の連鎖や軽やかな色のリズムとなり、具体的な描写から徐々に抽象的な形態へと再構築されていく。その半抽象は、そこにたしかに存在しているという確かな痕跡となって見る者にリアルに迫る。厳選された53点で構成、美しく存在感のある作品たちは見る者の想像力を掻き立て、感情を揺さぶる、愛蔵本的作品集。荻野夕奈のテキスト、美術ジャーナリスト藤原えりみ氏の寄稿を掲載。日英中のトリリンガル。【商品解説】
著者紹介
荻野 夕奈
- 略歴
- 〈荻野夕奈〉東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。主な個展に「Silent Tales」「INNER TEXTURE」など。
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