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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/06/27
- 出版社: 国書刊行会
- サイズ:19cm/333p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-336-07408-9
紙の本
五つの箱の死 (奇想天外の本棚)
著者 カーター・ディクスン (著),白須清美 (訳),山口雅也 (監修),山口雅也 (企画・原案)
サンダース医師は、食卓を囲んで座る物いわぬ4人を発見する。3人はまだ息があったが、この部屋の住人であるヘイは背中を刺され事切れていた。ロンドン警視庁のマスターズ首席警部は...
五つの箱の死 (奇想天外の本棚)
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商品説明
サンダース医師は、食卓を囲んで座る物いわぬ4人を発見する。3人はまだ息があったが、この部屋の住人であるヘイは背中を刺され事切れていた。ロンドン警視庁のマスターズ首席警部は、ヘンリー・メリヴェール卿を呼び寄せる。【「TRC MARC」の商品解説】
◆これは反則技などではありません。ミステリの名匠が繰り出した離れ業なのです!(山口雅也)
深夜一時、ジョン・サンダース医師は研究室を閉めた。今週中に、ある毒殺事件のための報告書を提出しなければならず、遅くまで顕微鏡を覗いていたのだ。頭をすっきりさせて帰ろうと、小雨の降りはじめた道を歩いていたサンダースは、十八世紀風の赤煉瓦造りの家のすぐ外に立つ街灯のそばに一人の若い女性がたたずみ、自分のことを見ているのに気づいた。ガス灯に照らされ、ただならぬ雰囲気を漂わせた女性は、サンダースを呼び止め、この建物の窓に明かりが灯った部屋に一緒に行ってほしいと懇願する。この女性に請われるまま、建物に入り、部屋に足を踏み入れたサンダースが目にしたのは、細長い食卓の周りを物いわぬまま囲み、蠟人形か剝製のように座った四人の人間であった。いずれも麻酔性毒物を飲んでいる症状が見られ、そのうちの三人にはまだ息はあったが、この部屋の住人であるフェリックス・ヘイは細身の刃で背中から刺されてすでに事切れていた。そして奇妙なことに、息のある三人のポケットやハンドバッグには、四つの時計、目覚まし時計のベルの仕掛け、凸レンズ、生石灰と燐の瓶などの品々が入っていた。事件の捜査を開始したロンドン警視庁のハンフリー・マスターズ首席警部は、奇妙な事件の解明のため、ヘンリー・メリヴェール卿を呼び寄せる。【商品解説】
目次
- 【炉辺談話】 『五つの箱の死』(山口雅也)
- 五つの箱の死
著者紹介
カーター・ディクスン
- 略歴
- 〈カーター・ディクスン〉アメリカ合衆国ペンシルヴェニア州生まれ。作家。著書に「ユダの窓」など。
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