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商品説明
男女雇用機会均等法における技術系女性の先駆けとして、東京電力に入社。沢山の異動を経験する中、福島第一原子力発電所の事故が起き…。東京電力で仕事に奔走した一人の女性の不安と愛との葛藤の軌跡。【「TRC MARC」の商品解説】
超少数派の女性技術職として男性社会に飛び込んだ。
3・11、あの日を境にすべてが変わった。
東京電力という会社で仕事に奔走した一人の女性の不安と愛との葛藤の軌跡。【商品解説】
目次
- 第一章 超少数派の女性技術職として男性社会に飛び込んだ
- リケジョの走りとして「天下の東電」へ技術職入社/配電部門で女性初の電柱昇り研修/現場担当で一五キロ痩せた新人時代/一転して内勤、書類仕事は性に合わず/会議事務局、パンフ制作、施設PR……すべて手探り/研修センターで昔なりたかった「先生」に/10年で五回異動の意味を考える/再び現場で激務、でも充実の日々だったのが/大きな転機となった女性リーダー研修/現場実証スタートまで、乗り越えた幾重もの壁/評価を勝ち得て本店凱旋かと思いきや……/まさかの関係会社出向でまたゼロからスタート/やっぱり「人」相手の仕事が好き
- 第二章 3・11、あの日を境にすべてが変わった
- 大きな揺れに「これはまずい」/イチエフ爆発の映像を見て頭が真っ白に/まずはイチエフの緊急対応を支える仕事に/急ピッチで進んだ全社員の意識改革/いよいよ福島へ赴任の辞令が/「私たちは加害者になってしまったのだ」/生活全般、ひたすら目立たないよう努力するも……/非常事態で表面化した「常識の違い」/こんどは営業店で社員の福島派遣を担当/「福島勤務の経験」は評価されないのか/廣瀬社長の対話会事務局で感じたこと/そして全社のダイバーシティ推進担当に/腰を据えて取り組めるかと思いきや……
- 第三章 二度目の福島赴任で私が得たもの
- 全町避難中の浪江町の担当グループに着任/これでは住民が怒るのも無理はない/町内の祭りで東電ブース出展の快挙/忘れられない現場作業の思い出/除草・除草・除草/なぜそんなことまで言われなきゃいけないの/私が毎日銭湯に通っていたわけ/辛さと楽しさが同居していた福島生活/気持ちを整理して帰京の途へ/ここがおそらく東電最後の私の職場/これまでのすべてを生かし、新天地へ
- 〈インタビュー〉 これまでとこれからと
著者紹介
間下 由子
- 略歴
- ❖ 1965年7月9日生まれ。東京都出身。中学から大学まで青山学院で学ぶ。青山学院大学理工学部電気電子工学科卒業。
❖ 1988年東京電力株式会社(現在の東京電力ホールディングス株式会社)に入社。男女雇用機会均等法における技術系女性(リケジョ)の先駆けとなる。営業所の配電設計の現場業務に携わり、沢山の異動を経験する。研究員、配電部門の若手研修の講師、現場の自動化システムの整備、電気の史料館のフロアマネージャーに担務している最中、福島第一原子力発電所の事故が起きた。福島県被災者の方々のために、賠償(郡山)や復興関係(浪江町)の業務に携わり、4年間の福島業務を経験。
❖ 2022年6月末の退職を迎えた時の職場は原子力安全統括部という、原子力部門では中枢な場所であり、最後の最後まで福島県被災者の方々のために尽力した。
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