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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/08/21
- 出版社: 中央公論新社
- サイズ:19cm/267p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-12-005685-7
読割 50
紙の本
孝明天皇毒殺説の真相に迫る
著者 中村彰彦 (著)
孝明天皇弑逆を謀った黒幕は、王政復古を画策したあの中心人物。では、天皇の薬湯に砒素を混入した実行犯は誰か? 維新史最大の謎の解明に挑む長篇論考ほか、動乱期を生きた人々に新...
孝明天皇毒殺説の真相に迫る
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商品説明
孝明天皇弑逆を謀った黒幕は、王政復古を画策したあの中心人物。では、天皇の薬湯に砒素を混入した実行犯は誰か? 維新史最大の謎の解明に挑む長篇論考ほか、動乱期を生きた人々に新たな光を当てる史論を集成。【「TRC MARC」の商品解説】
慶応2年12月25日に崩御した孝明天皇については、その直後から「毒殺説」がささやかれていた。疱瘡(天然痘)に罹患したものの、快方に向かいつつあった天皇の容態が急変し、死に至ったからである。
戦後になると、ねずまさし、石井孝、田中彰氏らの近代史研究者によって「毒殺説」が主張されたものの、平成元年に原口清氏の論文が発表されるに及んで「病死説」が俄然有力になった。
著者は原口清氏の論文を批判して「毒殺説」を支持してきたが、近年(2020年12月)になって橋本博雄氏(医学博士)が論文「孝明天皇と痘瘡」を発表し、そこでは孝明天皇の症状の記録を検証する限り、痘瘡による病死とは考えられないという結論が導き出されていた。
これに示唆を受けた著者は関連史料を再読し、孝明天皇の死因は急性砒素中毒であることを論じたうえで、さらにその背後で画策した黒幕と、置毒した実行犯の女官の名前を割り出した。
本書は幕末維新史の再考を迫る内容を提示した表題作を中心に、近年発表のエッセイを収録した史論集である。【商品解説】
著者紹介
中村彰彦
- 略歴
- 〈中村彰彦〉栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部卒業。「明治新選組」でエンタテインメント小説大賞、「二つの山河」で直木賞、「落花は枝に還らずとも」で新田次郎文学賞受賞。
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