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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/09/06
- 出版社: PHP研究所
- サイズ:19cm/388p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-569-85554-7
読割 50
紙の本
なぜ中国は台湾を併合できないのか
著者 福島 香織 (著)
2024年1月に行われる「台湾総統選挙」。前哨戦となった2022年の台湾統一地方選挙をはじめ、李登輝、陳水扁時代にさかのぼる「民主化の奇跡」の足跡と現在をルポし、習近平の...
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商品説明
2024年1月に行われる「台湾総統選挙」。前哨戦となった2022年の台湾統一地方選挙をはじめ、李登輝、陳水扁時代にさかのぼる「民主化の奇跡」の足跡と現在をルポし、習近平の「中台統一」が挫折に終わる理由を伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
2024年1月、中国と日本・アメリカを巻き込むアジア最大のイベント「台湾総統選挙」。
筆者は前哨戦となった2022年の台湾統一地方選挙をはじめ、李登輝、陳水扁時代にさかのぼる「民主化の奇跡」の足跡と現在をルポ。独裁者・習近平主席の悲願である「中台統一」が挫折に終わる理由を伝える。
故・李登輝総統は1990年代、中国と台湾の関係を「特殊な国と国の関係」とする「二国論」を打ち出した。台湾の憲法改正以来、中台関係は国家と国家の関係として位置付けられる、という認識だ。すなわち「一つの中央政府と一つの地方政府」という「一つの中国」の内部関係ではない、と。李登輝は当時、過激な独立主義者として中国から轟轟たる非難を浴びた。
しかし2020年代の今、台湾人にとって上記の見方はもはや自然なものとなっている。
2016年からの6年間、蔡英文政権のあいだに浸透した概念「天然独立」(今さら独立を主張しなくても、すでに独立している状態)がまさにそれである。中国と異なる「対等な主権国家・台湾」のかたちは、台湾総統選挙の結果によって動かし難いものになるだろう。
ロシア・ウクライナ戦争やアメリカの情勢、台湾国内で広がる「疑米論」の行方ほか、壮大な時間と地政学的スケールで描く渾身の台湾論。
序章 台湾のコロナ対策はなぜ成功したのか
第1章 台湾民主化という「奇跡」
第2章 民進党政権が定着させた「台湾アイデンティティ」
第3章 蔡英文政権の変貌
第4章 2024年の総統選挙と台湾の未来
第5章 習近平「一つの中国」の失敗【商品解説】
著者紹介
福島 香織
- 略歴
- 〈福島香織〉奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業。ジャーナリスト・中国ウォッチャー・文筆家。著書に「台湾に何が起きているのか」「習近平「独裁新時代」」など。
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