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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2023/09/25
- 出版社: 大月書店
- サイズ:20cm/205p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-272-43109-0
紙の本
〈悪の凡庸さ〉を問い直す
著者 田野 大輔 (編著),小野寺 拓也 (編著),香月 恵里 (著),百木 漠 (著),三浦 隆宏 (著),矢野 久美子 (著)
職務に忠実なだけの“凡庸な役人”、上からの命令を伝達する“歯車”というイメージで広く受容されている、アーレントの〈悪の凡庸さ〉概念。その妥当性や意義をめぐり、アーレント研...
〈悪の凡庸さ〉を問い直す
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商品説明
職務に忠実なだけの“凡庸な役人”、上からの命令を伝達する“歯車”というイメージで広く受容されている、アーレントの〈悪の凡庸さ〉概念。その妥当性や意義をめぐり、アーレント研究者とドイツ史研究者が真摯に語り合う。【「TRC MARC」の商品解説】
アイヒマンを形容した〈悪の凡庸さ〉。アーレント自身は歯車のように命令に従っただけという理解を否定していたにもかかわらず、多くの人が誤解し続けている。この概念の妥当性や意義をめぐり、アーレント研究者とドイツ史研究者が真摯に論じ合う。
[目次]
序 いま〈悪の凡庸さ〉の何が問題なのか
第?部 〈悪の凡庸さ〉をどう見るか
1 〈悪の凡庸さ〉は無効になったのか――エルサレム<以前>のアイヒマンを検証する
2 〈机上の犯罪者〉という神話――ホロコースト研究におけるアイヒマンの位置づけをめぐって
3 怪物と幽霊の落差――あるいはバクテリアが引き起こす悪について
4 〈悪の凡庸さ〉をめぐる誤解を解く
第?部 〈悪の凡庸さ〉という難問に向き合う――思想研究者と歴史研究者の対話
1 〈悪の凡庸さ〉/アーレントの理解をめぐって
2 アイヒマンの主体性をどう見るか
3 社会に蔓延する〈悪の凡庸さ〉の誤用とどう向き合うか【商品解説】
目次
- 序 いま〈悪の凡庸さ〉の何が問題なのか
- 第Ⅰ部 〈悪の凡庸さ〉をどう見るか
- 1 〈悪の凡庸さ〉は無効になったのか――エルサレム<以前>のアイヒマンを検証する
- 2 〈机上の犯罪者〉という神話――ホロコースト研究におけるアイヒマンの位置づけをめぐって
- 3 怪物と幽霊の落差――あるいはバクテリアが引き起こす悪について
- 4 〈悪の凡庸さ〉をめぐる誤解を解く
- 第Ⅱ部 〈悪の凡庸さ〉という難問に向き合う――思想研究者と歴史研究者の対話
- 1 〈悪の凡庸さ〉/アーレントの理解をめぐって
収録作品一覧
いま〈悪の凡庸さ〉の何が問題なのか | 小野寺拓也 著 | 7−26 |
---|---|---|
〈悪の凡庸さ〉は無効になったのか | 香月恵里 著 | 28−49 |
〈机上の犯罪者〉という神話 | 田野大輔 著 | 50−71 |
著者紹介
田野 大輔
- 略歴
- 〈田野大輔〉甲南大学文学部教授。著書に「ファシズムの教室」など。
〈小野寺拓也〉東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。著書に「野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」」など。
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