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紙の本
登山史の森へ (ヤマケイ文庫)
著者 遠藤 甲太 (著)
人は何を求めて山に登るのか。登山史に埋もれた人物、出来事を丁寧に掘り起こし、新たな光を与える。天性のソロクライマーを描いた「失われた記録−立田實の生涯」、『岩と雪』掲載の...
登山史の森へ (ヤマケイ文庫)
ヤマケイ文庫 登山史の森へ
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商品説明
人は何を求めて山に登るのか。登山史に埋もれた人物、出来事を丁寧に掘り起こし、新たな光を与える。天性のソロクライマーを描いた「失われた記録−立田實の生涯」、『岩と雪』掲載の「山−陶酔と失墜」などを収録。〔平凡社 2002年刊に「山−陶酔と失墜」を追加〕【「TRC MARC」の商品解説】
カモシカ山行の由来、沢と谷とはどう違う、川端康成・夏目漱石と山、日本でザイルが初めて使われたのはいつか、『単独行』に登場する加藤文太郎の友達とは、松濤明『風雪のビヴァーク』秘話など、登山史の“裏側”を丹念な調査で読み解く。
『岩と雪』に掲載された「山――陶酔と失墜」を特別収録。【商品解説】
目次
- 1 登山史の落としもの
- <落としもの袋>/カモシカ山行の由来/パンとおソバと山と/愛すべき山の犬たち/上空から見た登山者/ヒマラヤの山名異聞/
- 「山名・地名」異聞抄/山岳書誌命名の由来/沢と谷とはどう違う/登山家が名づけた山/文士と山の間がら/ザイルの仕様事始め/
- ヘンな山の道具たち/戦時下の登山者たち/知られざる山女たち/加藤文太郎の友達/松濤明のパートナー/初登攀前夜の一ノ倉/
- 遺稿『高みへの序曲』/「不可能神話」の崩壊/知られざる初登攀者
- 2 山と人間
- アウトサイダーの系譜/クライマーとしてのW・ウェストン/アルピニスト松濤明考/失われた記録――立田實の生涯/人間・小西政継/
- 長谷川恒男とその時代/ラインホルト・メスナーの孤独/登山、その限りなき退潮/最後のマタギ、工藤光治氏に聴く/ソロクライマーの謳う歌/
- 山――陶酔と失墜
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