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紙の本
何年、生きても (中公文庫)
著者 坂井希久子 (著)
母親離れができない優柔不断な夫に見切りを付け、家を出た美佐は、東京の下町・谷中で着物のネットショップを切り盛りしている。ある日、実家の蔵で、簞笥に仕舞われた銘仙、謎の写真...
何年、生きても (中公文庫)
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商品説明
母親離れができない優柔不断な夫に見切りを付け、家を出た美佐は、東京の下町・谷中で着物のネットショップを切り盛りしている。ある日、実家の蔵で、簞笥に仕舞われた銘仙、謎の写真、3冊のノートを見つけ…。〔「花は散っても」(2021年刊)の改題,加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
どこかで別れた大切な人を想うとき、相手もまた、あなたを想っているかもしれない。
――宮島未奈(『成瀬は天下を取りにいく』)
磯貝美佐、39歳。妊活がうまくいかず、母親離れができない優柔不断な夫・要一郎との生活に見切りを付けるべく、家を出た。東京の下町・谷中の六畳一間で、アンティーク着物のネットショップ「蔦や」を一人で切り盛りしている。友人は、恋愛対象が男性の美しき骨董屋、関くんだけだ。
ある日美佐が実家の蔵を整理していると、箪笥に大切に仕舞われた、祖母・咲子のものにしては小さすぎる着物を見つける。そして、抽斗の二重底に隠されていた3冊のノートと、見たことのない美少女が写った古写真も……。
この少女はどこの誰で、咲子とはどのような関係だったのか? ノートを読み始めた美佐はやがて、着物と少女の謎を突き止めた。咲子の生涯を懸けた「思い」を知った美佐は、ある決断をする――。ベストセラー『妻の終活』の著者が贈る、永遠の「愛」の物語。
『花は散っても』改題。
〈解説〉高頭佐和子(書店員)【商品解説】
著者紹介
坂井希久子
- 略歴
- 坂井希久子
一九七七年和歌山県生まれ。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒業。二〇〇八年「虫のいどころ」で第八八回オール讀物新人賞を受賞。一五年『ヒーローインタビュー』が「本の雑誌増刊 おすすめ文庫王国2016」のエンターテインメント部門第一位に選ばれる。一七年『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』で第六回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。著書に『妻の終活』『虹猫喫茶店』『ウィメンズマラソン』『泣いたらアカンで通天閣』、「居酒屋ぜんや」シリーズなどがある。
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