咎人の刻印 ６ ブレイキング・ヘブンズ・ゲート （小学館文庫 キャラブン!）

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切り裂きジャックとカインの調査／
切り裂きジャックの暴走／
切り裂きジャックとカインと救済／
切り裂きジャックの見舞いとカインの要求

耽美な世界も良いものでダークサイドのファンタジーにドキドキ浸ってみた フフフ

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「切り裂きジャックとカインの調査」
潜入捜査には向いていない二人組。
偶然巡回をしている最中に起きた出来事だったとはいえ、もし誰も気付かなければと思うとゾッとする出来事だよな。
簡単に誰でも出入りすることが出来るのは悪くはないが、もしも悪人が混じってても分からないのは怖い所だな。

「切り裂きジャックの暴走」
飢え過ぎた故に求めるものは多く。
全てを知ったうえで自ら望んで飲んでいたのならいいが、何も知らないまま飲んでしまっていたのなら被害者だよな。
何をされるのか分かっていた状態で受け入れるとしても、傷を負う覚悟で抱きとめるのは勇気がいる行動だろう。

「切り裂きジャックとカインと救済」
知らぬ内に仲間の心に宿しものは。
仕事を任せる際の信用度は十分にあるだろうが、それを逆手にとって悪事の片棒を持たせようとされる危険があるな。
他人の身体だから安心して酷使できるからこそ、何も考えずに能力を使用出来るのは流石に無茶苦茶すぎだろう。

「切り裂きジャックの見習いとカインの要求」
見舞いに行った先で友人と約束を。
必死に口を閉じてたからこそボロボロになるまで拷問を受けたが、その傷が一生残るものにならず済んで良かったな。
これまで共に行動してきて培った信頼関係は勿論だが、他にも惹かれ合うものがあるからこそ一緒に居るのだろ。