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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/09/19
- 出版社: 東信堂
- サイズ:20cm/226p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7989-1856-3
紙の本
国家権力と倫理
著者 テオドール リット (著),小笠原 道雄 (監訳),田代 尚弘 (訳)
国家権力が持つ一元的な権力「暴力」は、人々に隷従を強いることで権力者の欲望を肥大化させ、国家や人間社会を蹂躙しうる−。ナチス体制に抗い、国家権力に潜む魔力と誘惑を糾弾した...
国家権力と倫理
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商品説明
国家権力が持つ一元的な権力「暴力」は、人々に隷従を強いることで権力者の欲望を肥大化させ、国家や人間社会を蹂躙しうる−。ナチス体制に抗い、国家権力に潜む魔力と誘惑を糾弾したリットの名著。【「TRC MARC」の商品解説】
ナチス体制に抗い、国家権力に潜む魔力と誘惑を糾弾したリットの名著!
国家権力が持つ一元的な権力—暴力—は、人々に隷従を強いることで権力者の欲望を肥大化させ、国家や人間社会を蹂躙しうる。古今東西多くの権力者が、「自己欺瞞の詭弁」を用い、その暴力の正当化に固執してきた。たとえある者が権力者の駆逐に成功したとしても、倫理的意志が薄弱であれば、再びその者が権力の蠱惑的魔力に陥りうる――。ナチス体制下のドイツで書かれたものの、その内容ゆえに当時は公にされず机にしまい込まれていた、権力者が持つべき倫理的意志について喝破した一冊。【商品解説】
目次
- はじめに/凡例
- 序 章
- 第1章 国家と権力
- 第2章 国家と文化
- 第3章 国家と倫理
- 第4章 国家と自然
- 第5章 国家権力の倫理的制御
- 終 章
- 原注/訳注
- 解題 ナチズム期におけるリットの思想的位相の一断面(田代尚弘)
著者紹介
テオドール リット
- 略歴
- 広島大学名誉教授、ブラウンシュバイク工科大学名誉哲学博士(Dr. Phil. h. c.)、ボン大学(客員)教授。
主な著書『現代ドイツ教育学説史研究序説』『フレーベルとその時代』『原典資料の解読によるフリードリヒ・フレーベルの研究』『ヴィルヘルム・ディルタイの教育学―生成・展開・現代的展望』『精神科学的教育学の研究』"Pädagogik in Japan und in Deutschland-Historische Beziehungen und aktuelle Probleme", Leipziger Universitätsverlag. 等。
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