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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/10/06
- 出版社: 文化科学高等研究院出版局
- サイズ:18cm/220p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-924671-78-2
紙の本
ナラトロジーへ 物語論の転換、柳田國男考 (知の新書 Japan/literature)
著者 鈴木 貞美 (著)
文芸をどう考えて、どう読むか。ポスト・モダンへの安易な理解を批判し、世界線での実証史学のイデオロギー性を批判し、柳田國男の「語り」と民俗学を新たなナラトロジーから捉えなお...
ナラトロジーへ 物語論の転換、柳田國男考 (知の新書 Japan/literature)
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商品説明
文芸をどう考えて、どう読むか。ポスト・モダンへの安易な理解を批判し、世界線での実証史学のイデオロギー性を批判し、柳田國男の「語り」と民俗学を新たなナラトロジーから捉えなおす。『季刊iichiko』連載を再編集。【「TRC MARC」の商品解説】
文学をどう読むか、どう考えるか!ナラトロジーを歴史=物語のメタレヴェル考察ととらえ、ポスト・モダンと呼ばれる考察法と関連づけた、野家啓一『物語の哲学―柳田國男と歴史の発見』に孕まれている根源的な問題を「物語」と「歴史」の双方にわたって析出し、ヘイドン・ホワイトの『メタヒストリー』の実証史学の展開をリアリズムのレトリックとして扱う際に陥る実証史学のイデオロギー性を世界線で批判し、柳田國男の民俗学の出発点に『遠野物語』を位置づ
ける今日までの観点を覆し、その民俗学は、1920年代までは江戸時代の奇譚類を主な対象としていたこと、また『遠野物語』のナラティヴが岩野泡鳴が開発した「一元描写」によっていることを明らかにしながら、新たな柳田民俗学論を
配置した、碩学の考察。文学を根源から見直す物語論は、ここから始まる!!【商品解説】
日本の物語論の混乱した現状を批判考察し、歴史=物語を踏まえた本格的なナラトロジーを、世界線で開く!【本の内容】
目次
- 「季刊iichiko」に掲載された以下の論稿を収録
- 153号 「なぜ、日本におけるナラトロジーが必要か(1)——野家啓一『物語の哲学』第1章を脱構築する」
- 154号 「なぜ、日本におけるナラトロジーが必要か(2)——ヘイドン・ホワイト『メタヒストリー』、もしくは類型に憑かれた知性」
- 155号 「なぜ、日本におけるナラトロジーが必要か(3)——柳田國男の民俗学、その評価の問題[その1]」
- 156号 「なぜ、日本におけるナラトロジーが必要か(4)——柳田國男の民俗学、その評価の問題[その2]」
著者紹介
鈴木 貞美
- 略歴
- 〈鈴木貞美〉山口生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。国際日本文化研究センター及び総合研究大学院大学名誉教授。
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