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紙の本
ブラック・チェンバー 米国はいかにして外交暗号を盗んだか (角川新書)
ワシントン海軍軍縮会議で日本側の暗号電報5000通以上が完全に解読されていた! 米国暗号解読室「ブラック・チェンバー」の内幕を創設者自身が暴露した一級資料。日米諜報戦の原...
ブラック・チェンバー 米国はいかにして外交暗号を盗んだか (角川新書)
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商品説明
ワシントン海軍軍縮会議で日本側の暗号電報5000通以上が完全に解読されていた! 米国暗号解読室「ブラック・チェンバー」の内幕を創設者自身が暴露した一級資料。日米諜報戦の原点を描くとともに国際諜報線の現場を描く。〔荒地出版社 1999年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
佐藤優氏 「情報分析の一級資料、待望の復刊。」
ワシントン海軍軍縮会議で参加国の暗号電報5000通以上が完全に解読されていた――1931年に刊行された『ブラック・チェンバー』は、米英日はじめ世界中に衝撃をもたらし空前のベストセラーとなる。米国がひそかに行っていた諜報活動の実態を、暗号解読室「ブラック・チェンバー」創設者、H・O・ヤードレー自身が暴露したのだ。ベルサイユ平和会議、ロシア革命、ワシントン海軍軍縮会議――世界が “国際協調” へ向かう歴史の裏で繰り広げられていた米国インテリジェンス活動の実態とは?
日本語暗号突破までの一部始終を総解説、「日米諜報戦」の原点を描くとともに、ベルサイユ平和会議やロシア革命の裏で展開した国際 “諜報戦”の現場を描く秘録、待望の復刊!
解説・佐藤優
◆ワシントン会議で戦艦保有率対米7割からの譲歩を指示した日本外務省暗号電報は完全に解読されていた
◆日本軍のシベリア撤兵情報もつつぬけ
◆日本語暗号の解読が最も難しかった
◆ドイツの諜報網を破るための「隠しインク」の焙り出し
◆米国内の郵便検閲で引っかかった暗号私信は、ほとんどが「ラブレター」【商品解説】
目次
- 原著者序
- 復刊によせて
- 第1章 米国務省の暗号室
- 第2章 MI8
- 第3章 ドイツの隠しインクを暴け
- 第4章 諜報員パトリシア
- 第5章 美貌のスパイ、マリア・ド・ヴィクトリカ夫人
- 第6章 盗み取った二通のドイツ暗号無電
- 第7章 ドイツ諜報員パブロ・ワベルスキー
著者紹介
H・O・ヤードレー
- 略歴
- 〈H.O.ヤードレー〉インディアナ州生まれ。米陸軍情報通信部所属の暗号解読組織MI8を創設し、責任者として活躍。
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