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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2023/10/30
  • 出版社: エトセトラブックス
  • サイズ:20cm/286p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-909910-19-6

紙の本

小山さんノート

著者 小山さんノートワークショップ (編)

時間の許される限り、私は私自身でありたい−。「小山さん」と呼ばれたホームレス女性が、1991年から2004年までに綴った手記の抜粋と、8年かけて手記の文字起こしをした女性...

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小山さんノート

税込 2,640 24pt

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商品説明

時間の許される限り、私は私自身でありたい−。「小山さん」と呼ばれたホームレス女性が、1991年から2004年までに綴った手記の抜粋と、8年かけて手記の文字起こしをした女性たちのエッセイを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

「小山さん」と呼ばれた、ホームレスの女性が遺したノート。

時間の許される限り、私は私自身でありたいーー2013年に亡くなるまで公園で暮らし、膨大な文章を書きつづっていた小山さん。町を歩いて出会う物たち、喫茶店でノートを広げ書く時間、そして、頭のなかの思考や空想。満足していたわけではなくても、小山さんは生きるためにここにいた。

80冊を超えるノートからの抜粋とともに、手書きのノートを8年かけて「文字起こし」したワークショップメンバーによるそれぞれのエッセイも収録。

【小山さんのノートより】
働きに行きたくない。仕事がかみあわない。もう誰にも言えない。私は私なりに精いっぱい生きた。(…)私にとって、大事なものは皆、無価値になって押し流されていく。(1991年11月7日)

雨がやんでいたのに、またふってくる。もどろうか。もどるまい。黄色のカサが一本、公園のごみ捨て場に置いてあった。ぬれずにすんだ。ありがとう。今日の光のようだ。(2001年3月18日)

駅近くに、百円ちょうど落ちていた。うれしい。内面で叫ぶ。八十円のコーヒーで二、三時間の夜の時間を保つことができる。ありがとう。イスにすわっていると、痛みがない。ノート、音楽と共にやりきれない淋しさを忘れている。(2001年5月7〜8日)

五月二十日、夜九時過ぎ、つかれを回復して夜の森にもどる。 にぎやかな音楽に包まれ、心ゆったりと軽い食事をする。タコ、つけもの、紅のカブ、ビスケット、サラミ少々つまみながら、にぎやかな踊りをながめ、今日も終わる。夜空輝く星を見つめ、新たな意識回復に、十時過ぎまで自由な時間に遊ぶ。合計五百十六円拾う。(2001年5月20日)

ほっと一人ゆったりと歩く。のどがかわいた。水かコーヒーを飲みたい。こんな活気のない金曜の夜、三百円もち、何も買えない。人間の人生は生きてる方が不思議なくらいだ。(2001年6月22日)

一体、五十にもなって何をしているんだと、いい年をしてまだ本をもち、売れもしないもの書いて喫茶に通っているのか……と、怒り声が聞こえそうな時、私の体験の上、選んだ生き方だと、私の何ものかが怒る。(2001年6月14日)

私、今日フランスに行ってくるわ。夜の時間をゆっくり使いたいの……。美しい夕陽を見送り、顔が今日の夕陽のように赤く燃えている。(2001年6月27日)

2階カウンターの席にすわり、ノートと向かいあう。まるで飛行機に乗ったような空間。まだ3時過ぎだ。流れるメロディーに支えられ、フランスにいるような気持ちに意識を切り替える。(2002年2月21日)

一時間、何もかも忘れのびのびと終わるまで踊ることができた。明るいライトに照らされた足元に、一本のビンがあった。冷たい酒が二合ばかり…【商品解説】

目次

  • 「はじめに――小山さんノートとワークショップ」登 久希子
  • 「小山さんが生きようとしたこと」いちむらみさこ
  • 小山さんノート
  • 序 章 1991年1月5日〜2001年1月31日
  • 第1章 2001年2月2日〜4月28日
  • 第2章 2001年5月7日〜8月21日
  • 第3章 2001年8月22日〜2002年1月30日
  • 第4章 「不思議なノート」 2002年9月3日〜10月4日
  • 第5章 2002年10月30日〜2003年3月16日

著者紹介

小山さんノートワークショップ

略歴
2015 年3月から月1回ほどのペースで集まり、小山さんが遺した手書きのノートの文字起こしや、小山さんが歩いた道をノートに書かれたとおりにたどってみるフィールドワーク、路上朗読会、ノートとのかかわりを語りあう座談会などを行ってきた。野宿者、ひきこもり、非正規労働者、アーティスト、留学生、研究者など、様々なメンバーがゆるやかに入れ替わりながら継続している。

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2024/03/18 22:46

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