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商品説明
基礎法学の一分野である法制史について、日本を対象として概説。古代から近現代まで、法という抽象的な規範や、国家や共同体を規定する制度に着目しつつ、そのあり方を歴史的観点から検証する。索引の見直し等を行った第2版。【「TRC MARC」の商品解説】
本格派の基本書が、さらにユーザーフレンドリーに
法という抽象的な規範や、国家や共同体を規定する制度のあり方について歴史的観点から検証する学問――、それが法制史です。本書は日本の古代から現代までを網羅したうえで、基本的事項をしっかりと押さえつつ応用的視点も採り入れ、各時代の全体像を知るといった法制史学の見取図としても、また特定の事項を調べるための事典的役割においても有用な、本格派の一冊です。第2版では、必要な修正・加筆を施しつつ、各章間のクロスリファレンスに一層の目配りをすることで、読者が立体的な歴史像を描くことができるように配慮しました。また、巻末の「参考文献」欄には各時代ごとの「史料」の紹介を追加し、さらなる文献を追加したほか、「索引」については項目を大幅に充実させるなど、研究・学習に役立つ基本書としてさらなるパワーアップを図った一冊です。
【商品解説】
目次
- Ⅰ 古代編
- 第1章 律令国家の法と社会(十川陽一)
- 第2章 平安時代の法と支配秩序(吉永匡史)
- 第3章 日本古代の地方支配構造(渡辺滋)
- コラム1 古代法と「国例」(加藤友康)
- Ⅱ 中世編
- 第4章 鎌倉期の法と秩序(神野潔)
- 第5章 南北朝・室町期の法と秩序(花田卓司・三枝暁子)
- 第6章 戦国大名の地域支配と法(平井上総)
- コラム2 日本史における中世(高橋典幸)
著者紹介
出口 雄一
- 略歴
- 〈出口雄一〉慶應義塾大学法学部教授。著書に「戦後法制改革と占領管理体制」など。
〈神野潔〉東京理科大学教養教育研究院教授。編著に「教養としての憲法入門」など。
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