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紙の本
「身体」を忘れた日本人 (ヤマケイ文庫)
著者 養老 孟司 (著),C.W ニコル (著),青山 聖子 (聞き手)
アレルギーになる子ども。災害時に火をおこすことが出来ない大人たち。嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている現代人…。都市生活によって衰えた日本人の身体をテーマに、さまざまな...
「身体」を忘れた日本人 (ヤマケイ文庫)
ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES
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商品説明
アレルギーになる子ども。災害時に火をおこすことが出来ない大人たち。嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている現代人…。都市生活によって衰えた日本人の身体をテーマに、さまざまな問題に切り込んで語り合う対談集。〔2015年刊の一部加筆・訂正〕【「TRC MARC」の商品解説】
豊かな自然と付き合う中で、身体を使って暮らしてきたはずの日本人。
解剖学者・養老孟司とナチュラリストのC・W ニコルが、現代人の自然欠乏による「身体感覚の衰え」を語る。
解剖学者・養老孟司氏と作家・冒険家のC・W ニコル氏が、都市生活によって衰えた日本人の身体をテーマに、子どもたちのこと、食べるということ、極地での気づきなどさまざまな問題に切り込んだ対談集。
アレルギーになる子ども、災害時に火をおこすことが出来ない大人たち。
便利になりすぎた都市生活によって、あまりに身体を使わない世の中になっていないだろうか。
そして自然と触れる機会もなくなった現代人は、嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている―。
そんな問題意識から、話は広がっていきます。
文庫版には、著者のお二人と交流がある甲野善紀先生による解説を追加しています。【商品解説】
目次
- ■内容
- 【1章 森と川と海のこと】
- 荒れた森を再生する/日本の杉は苦しがっている/木の力、森の力/森と川、そして海のつながり…ほか
- 【2章 食べること、住まうこと】
- 田舎の力/都会の罠/虫は貴重なタンパク源だった/何でも食べられるのは「貴族」/木を生かす適材適所…ほか
- 【3章 子どもたちと教育のこと】
- 「ほったらかし」が一番/二人の子ども時代/母親の世界から飛び出せ/ゲームより実体験/体験を通すと生きた知識が身に付く…ほか
- 【4章 虫のこと、動物のこと】
- 生き物の分類は分ける人によって変わる/ゾウムシは中央構造線を知っている?/オスは時々いればいい/熊との付き合い方…ほか
- 【5章 五感と意識のこと】
著者紹介
養老 孟司
- 略歴
- 1937年神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。東京大学名誉教授。
1962年に東京大学医学部を卒業。1981年、東京大学医学部教授に就任。
1995年に東京大学を退官。脳科学や人間の身体に関するテーマをはじめ、幅広い執筆活動を行う。
昆虫研究でも知られ、2022年まで福島県須賀川市の科学館「ムシテックワールド」の館長を務めた。
著書に『養老先生と虫』(山と溪谷社)、『バカの壁』『「自分」の壁』(新潮社)など多数
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