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商品説明
かこさとしが自ら編み、挿絵を描いた童話集。7は、「トンネルの童話」「なきべそ天狗たち」「ぼくとボス」「おいなりさんのきつね」など、毎日の生活のなかでおこるおはなし全18話を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
2018年に逝去したかこさとし氏は、240余りの小さなお話の原稿を残し、自ら編んで、さまざまなお話の種類に分類していました。
「動物のおはなし」「日本のむかしばなし」「生活のなかのおはなし」「世界のおはなし」です。まだ本にしていないお話や、雑誌に掲載されたり、
紙芝居としてかかれたお話を、亡くなる直前まで手を加えたり挿絵を描いて、童話集として編集をしていたのです。
どの巻も、文字を読み始めた小さな子から小学生くらいの子どもたちに向けて、どこから読んでも楽しめるおもしろいお話をいっぱい収録しています。
7巻は、3冊あるうちの「生活のなかのおはなし<その2>」。かこさんが描かれたお話には、子どもたちの生活を描いたものがたくさんあります。
それには生活に即して、社会への目を養い、民主的な話し合いを通してものごとを解決しようというねらいがありました。
作品を通して自分から考え想像力を広げ、創造的に活動する子どもたちへの希望を感じることができます。
言葉のおもしろさを書いたお話、帰郷の際、汽車での長いトンネルの中で感じとった不思議な感覚を描いたり、
いじめのあるクラスでのできごとをリアルに描写したお話、化学の実験道具をキャラクターに、社会的な問題を描いたユニークなお話など、ここには18話を収録。【商品解説】
目次
- はじめに
- めと はと はなのはなし
- ねんねんねんねのほん
- トンネルの童話
- 死にたくなった ブスかです。
- なきべそ天狗たち
- <人形劇>化学の学校
- 長いながァいおはなし
- ぼくとボス
- 1、2の3ちゃん 1、2のさんぽ
収録作品一覧
めとはとはなのはなし | 10−18 | |
---|---|---|
ねんねんねんねのほん | 19−25 | |
トンネルの童話 | 26−35 |
著者紹介
かこさとし
- 略歴
- 〈かこさとし〉福井県越前市生まれ。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。民間化学会社研究所勤務等を経て、子どもの本の執筆に専念。児童文化の研究者。菊池寛賞など受賞。作品に「伝承遊び考」など。
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