「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
百首でよむ「源氏物語」 和歌でたどる五十四帖 (平凡社新書)
著者 木村 朗子 (著)
恋の歌、嫉妬から生じた歌、人生の儚さを表現した歌…。「源氏物語」の中で、登場人物が詠んだ和歌795首のうち、物語のキーポイントとなる100首を厳選。物語の大筋をつかみなが...
百首でよむ「源氏物語」 和歌でたどる五十四帖 (平凡社新書)
百首でよむ「源氏物語」
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
恋の歌、嫉妬から生じた歌、人生の儚さを表現した歌…。「源氏物語」の中で、登場人物が詠んだ和歌795首のうち、物語のキーポイントとなる100首を厳選。物語の大筋をつかみながら和歌の鑑賞も愉しむ。【「TRC MARC」の商品解説】
今から約1000年前に執筆された『源氏物語』。その作者である紫式部は歌人でもあった。『源氏物語』には795首の和歌が含まれており、それらは登場人物のパーソナリティーをうまくとらえている。本書はそのなかから100首の和歌を厳選し、現代語訳、意図などをわかりやすく解説。『源氏物語』の原文や現代語訳を読むときに手元に置いておきたい1冊。
本書で紹介されている主な和歌
限りとてわかるる道のかなしきにいかまほしきは命なりけり 桐壺更衣
帚木の心を知らで園原の道にあやなくまどひぬるかな 光源氏
空?の羽におく露の木がくれて忍び忍びに濡るる袖かな 空?
心あてにそれかとぞ見る白露の光添へたる夕顔の花 夕顔
寄りてこそそれかとも見めたそかれにほのぼの見つる花の夕顔 光源氏
過ぎにしもけふ別るるも二道に行くかた知らぬ秋の暮かな 光源氏
手に摘みていつしかも見む紫の根に通ひける野辺の若草 光源氏
ねは見ねどあはれとぞ思ふ武蔵野の露分けわぶる草のゆかりを 光源氏
かこつべきゆへを知らねばおぼつかないかなる草のゆかりなるらん 紫の上
もの思ふにたち舞ふべくもあらぬ身の袖うちふりし心知りきや 光源氏
から人の袖ふることはとほけれど立ちゐにつけてあはれとは見き 藤壺
おほかたに花のすがたを見ましかば露も心のおかれましやは 藤壺
深き夜のあはれを知るも入る月のおぼろけならぬ契りとぞ思ふ 光源氏
うき身世にやがて消えなばたづねても草の原をば問はじとや思ふ 朧月夜
など
【商品解説】
『源氏物語』には795首もの和歌が収められている。その中から100首を厳選。物語の大筋をつかみながら和歌の鑑賞も愉しむ1冊!【本の内容】
著者紹介
木村 朗子
- 略歴
- 〈木村朗子〉東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。津田塾大学学芸学部多文化・国際協力学科教授。専門は、言語態分析、日本古典文学、日本文化研究、女性学。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む