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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2023/11/10
- 出版社: 知泉書館
- サイズ:19cm/478p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-86285-394-3
- 国内送料無料
紙の本
スコットランド啓蒙の社会理論 (知泉学術叢書)
著者 クリストファー・J.ベリー (著),坂本 達哉 (訳),壽里 竜 (訳)
スコットランド啓蒙の定義に始まり、17世紀的な個人主義と理性主義を批判して、人間の諸制度と行為の正しい理解を示し、さらにヒュームの因果論と推測的歴史論を探究。研究史の多様...
スコットランド啓蒙の社会理論 (知泉学術叢書)
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商品説明
スコットランド啓蒙の定義に始まり、17世紀的な個人主義と理性主義を批判して、人間の諸制度と行為の正しい理解を示し、さらにヒュームの因果論と推測的歴史論を探究。研究史の多様な解釈を概観する。【「TRC MARC」の商品解説】
「スコットランド啓蒙」とは,ヒューム『人間本性論』からスミス『道徳感情論』の刊行に至る1740-90年までの半世紀,中でも1750年から75年までを「中核」とする40名に及ぶ幅広い思想家の作品群によって構成された概念で,社会思想の観点から啓蒙の時代と精神を解明する。
「社会理論」とは,歴史の理論化作業,政治的・経済的著作,道徳哲学,スコットランド人の「文化的」争点等についての一般的で包括的な関心を意味する。これら多様な哲学,政治,経済,歴史,宗教,文化等の諸領域の相互依存的な関係を横断的・有機的に考察することがスコットランド啓蒙の最大の特徴である。その中心にある「四段階理論」では,文明化した狩猟・採取→牧畜→農業→商工業の四段階の発展理論を展開している。
本書はスコットランド啓蒙の定義に始まり(1章),17世紀的な個人主義と理性主義を批判して,人間の諸制度と行為の正しい理解を示し(2章),さらに科学革命を発展的に継承したヒュームの因果論と推測的歴史論を探究した(3章)。次に普遍的な人間本性から多様な国民性を説明し(4章),文明社会の歴史と社会制度が複雑に進化するのを考察(5章),商業社会によるそれ以前の社会状態の改善を,欠点も含めて検討し(6章),そして宗教と趣味,文化が,これまでの議論にとり不可欠なことを解明する(7章)。最後に研究史の多様な解釈を概観する(8章)。世界的研究者による類のない画期的な概説書である。【商品解説】
目次
- 第1章 啓蒙とスコットランド
- 1 啓蒙
- 2 18世紀スコットランド
- 第2章 社会性と個人主義批判
- 1 証拠
- 2 社会性の説明
- 3 個人主義の批判
- 4 意図せざる結果と目的合理性の格下げ
- 5 結論
- 第3章 科学,説明,歴史
著者紹介
クリストファー・J.ベリー
- 略歴
- 〈クリストファー・J.ベリー〉グラスゴウ大学の政治理論(名誉)教授および名誉教授研究員。エディンバラ王立協会選出フェロー。著書に「スコットランド啓蒙における商業社会の理念」など。
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