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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/11/28
- 出版社: 晶文社
- サイズ:19cm/406p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7949-7395-5
読割 50
紙の本
批評と生きること 「十番目のミューズ」の未来
著者 片岡大右 (著)
幅広いフィールドで言論活動を続けてきた著者の本格評論集。アナキズムからケア、エンパシーまで、多彩な作家・作品世界を題材に批評の未来を描く。「批評」と「生きること」の関係を...
批評と生きること 「十番目のミューズ」の未来
批評と生きること
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商品説明
幅広いフィールドで言論活動を続けてきた著者の本格評論集。アナキズムからケア、エンパシーまで、多彩な作家・作品世界を題材に批評の未来を描く。「批評」と「生きること」の関係を再定義・再構築する試み。【「TRC MARC」の商品解説】
ギリシア神話の九人のミューズ。それに続く十人目の詩神こそが「批評」。
「批評」と「生きること」の関係を再定義・再構築する試み。
デヴィッド・グレーバー/『鬼滅の刃』/小沢健二/『ゲーム・オブ・スローンズ』/ユク・ホイ/ブレイディみかこ/『ウォッチメン』/加藤周一/ボルタンスキー兄弟……アナキズムからケア、エンパシーまで、多彩な作家・作品世界を題材に、気鋭の批評家が描く「批評」の未来!
「批判または批評は、現在の生を押しつぶすのではなく、それが現に持っている力を正当に認めるとともにいっそう活性化させる方法」
思想、哲学、文学からドラマ、アニメまで、幅広いフィールドで言論活動を続けてきた著者の、初の本格評論集。デヴィッド・グレーバーの翻訳・紹介者として、加藤周一の研究者として、そしてポピュラーカルチャーの良き享受者としての活動の集大成にして、「批評と生きること」を再定義する野心的な試み。
"批評と生きること。本書を構成する、分量も分野もまちまちな多様な文章をまとめる作業のなかで、わたしは「批評」あるいは「批判」という行為そのものを主題化し、それと「生きること」――わたしたちがこの世界のなかで生を受け、生を保ち、さらには生きるに値する充実した経験を享受することといったすべての意味において――との関係をめぐる諸問題を、書物全体を緩やかに一貫する問いかけとして提示しようと考えました。"(「序に代えて」より)【商品解説】
目次
- 批評と生きること――序に代えて
- 第一部 デヴィッド・グレーバーを読む
- はじめに
- 未来を開く──デヴィッド・グレーバーを読む
- 「魔神は瓶に戻せない」──デヴィッド・グレーバー、コロナ禍を語る
- デヴィッド・グレーバーを追悼する
- 「神秘的な、楽しい未来」に向けて──デヴィッド・グレーバーを読み続けるために
- 懐疑的に、けれど「とりあえず信じること」──デヴィッド・グレーバーの死に寄せて
- デヴィッド・グレーバーの人類学と進化論
収録作品一覧
未来を開く | 32−58 | |
---|---|---|
魔神は瓶に戻せない | 59−72 | |
デヴィッド・グレーバーを追悼する | 73−75 |
著者紹介
片岡大右
- 略歴
- 〈片岡大右〉東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。批評家。専門は社会思想史・フランス文学。著書に「隠遁者,野生人,蛮人」など。
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