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紙の本
顔に取り憑かれた脳 (講談社現代新書)
著者 中野 珠実 (著)
人はなぜ顔写真を加工するのか。そのカギは脳の働きにある。脳科学や心理学、人工知能などの情報科学に焦点を当てながら、「顔」と「脳」の密接で精巧な関係を紹介。それらが自己意識...
顔に取り憑かれた脳 (講談社現代新書)
顔に取り憑かれた脳
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商品説明
人はなぜ顔写真を加工するのか。そのカギは脳の働きにある。脳科学や心理学、人工知能などの情報科学に焦点を当てながら、「顔」と「脳」の密接で精巧な関係を紹介。それらが自己意識の形成にまで影響を与えることを論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
デジタル時代の今、ネット上は過度に加工された顔であふれている。これはテクノロジーの急速な発展がもたらした、新たな現代病なのかもしれない――なぜ、人間は“理想の顔”に取り憑かれるのだろうか。そのカギとなる「脳の働き」に最新科学で迫る。そこから浮かび上がってきたのは、他者と自分をつなぐ上での顔の重要性と、それを支える脳の多様で複雑な機能の存在だった。
鏡に映る「自分の顔」が持つ、新たな意味にあなたは驚くかもしれない。
【本書のおもな内容】
・脳の底に横たわる、巨大な「顔認識ネットワーク」
・加工写真に反応する脳の部位とは
・人が覚えている顔の数は…推定5000人!
・卒業アルバムを懐かしがるのは高度な能力
・偶然できた模様や形が「顔」に見えるふしぎ
・「つらい時ほど、笑顔」は間違い?
・赤ちゃんはサルの顔も見分けられる?
・「真の笑顔」と「偽の笑顔」
・まるで実在する人物。人工知能がつくりだす「存在しない顔」
・顔が果たす「通路」の役割とは
【目次】
第1章 顔を見る脳の仕組み
第2章 自分の顔と出会うとき
第3章 自分の顔に夢中になる脳
第4章 自己と他者をつなぐ顔
第5章 未来社会における顔
【商品解説】
著者紹介
中野 珠実
- 略歴
- 〈中野珠実〉東京都生まれ。東京大学大学院教育学研究科修了。大阪大学大学院情報学研究科教授。情報通信研究機構・脳情報通信融合研究センター主任研究員。博士(教育学)。
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