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紙の本
定本批評メディア論 戦前期日本の論壇と文壇 (岩波現代文庫 文芸)
著者 大澤 聡 (著)
「論壇」「文壇」とは何か。日本において「批評」はいかにして可能か。膨大な量の文献を読み込み、言論を支えてきたメディア構造の生成過程を遡る。圧倒的な熱量を持った、気鋭の批評...
定本批評メディア論 戦前期日本の論壇と文壇 (岩波現代文庫 文芸)
定本 批評メディア論 戦前期日本の論壇と文壇
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商品説明
「論壇」「文壇」とは何か。日本において「批評」はいかにして可能か。膨大な量の文献を読み込み、言論を支えてきたメディア構造の生成過程を遡る。圧倒的な熱量を持った、気鋭の批評家のデビュー作を改稿。〔「批評メディア論」(2015年刊)の改題改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】
「論壇」「文壇」とは何か。日本において「批評」はいかにして可能か。言論を支えてきたインフラやシステムの生成過程にさかのぼることから再起動しなければならない。膨大な資料博捜に裏づけられた圧倒的な文体で知の基本構造をえぐり出す。注目を集める批評家による著書が、全面的な改稿をへて「定本」として再生する。【商品解説】
目次
- 凡 例
- 序 章 編集批評論
- 1 商品としての言論 ギルドから市場へ
- 2 批評のマテリアリズム 課題設定
- 3 出版大衆化 円本・革命・スペクタクル
- 4 ジャーナリズム論の時代 総合雑誌史
- 5 時限性と非属領性 本書の構成
- 第1章 論壇時評論
著者紹介
大澤 聡
- 略歴
- 大澤 聡(Satoshi Osawa)
1978年生まれ.批評家.近畿大学文芸学部准教授.東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了.博士(学術).専門はメディア史.主な著書に『教養主義のリハビリテーション』(筑摩書房),編著に,『1990年代論』(河出書房新社),『三木清教養論集』(講談社文芸文庫)など.本書『批評メディア論』(岩波書店)で第37回日本出版学会奨励賞,第6回内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞を受賞.
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