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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/01/23
- 出版社: ワニブックス
- サイズ:20cm/222p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8470-7384-7
読割 50
紙の本
知られざる海上保安庁安全保障最前線
著者 奥島 高弘 (著)
海の警察・海上保安庁の任務とは? 常に紛争の火種を抱える日本の周辺海域の最前線で対応する海上保安庁。世間にあまり知られていないその組織の実態を、元海上保安庁長官が紹介。安...
知られざる海上保安庁安全保障最前線
知られざる海上保安庁 - 安全保障最前線 -
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商品説明
海の警察・海上保安庁の任務とは? 常に紛争の火種を抱える日本の周辺海域の最前線で対応する海上保安庁。世間にあまり知られていないその組織の実態を、元海上保安庁長官が紹介。安全保障環境に果たす重要な役割も伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
正直なところ、海上保安庁という組織の実態はあまり世間に知られていないと思います。
確かに『海猿』『DCU』などの漫画、映画、ドラマ等の人気作品の影響で知名度が上がり、海難救助の仕事をしている組織だということは認知してもらえています。
また、いわゆる尖閣問題をめぐる新聞・テレビの報道等で領海警備の仕事をしている組織だということも多くの国民に知ってもらえていると思います。
しかし、海上保安庁が実際にどれくらいの予算で、どれくらいの人員がいて、どれくらいの守備範囲の仕事をしているのか、有事の際にはどのような対応をするのか、といった運用の実態についてはほとんど知られていません。
特に最後に挙げた「有事の際にはどのような対応をするのか」については、さまざまな“誤解”をもとにした議論が散見されます。
しかも、安全保障に関心の高い人たちほどそうした“誤解”をしている傾向があるように思われます。
日本は島国です。
ご存じの通り、日本は、尖閣諸島における中国の領海侵入の問題や、韓国との間の竹島をめぐる問題、ロシアとの間の北方領土問題など、さまざまな問題を抱えています。我が国を取り巻く安全保障環境は年々厳しいものとなっており、日本の周辺海域はつねに紛争の火種を抱えているといっても過言ではありません。
その最前線で対応しているのが海上保安庁です。
海上保安庁が“誤解”されたままでは、日本の安全保障をめぐる議論そのものが誤った方向に進んでしまうおそれがあります。
当然のことながら、それは日本の国益にとってプラスになりません。
海上保安庁にまつわるさまざまな誤解を解いた上で、組織運営の実態を知ってもらい、地に足の着いた国家安全保障の議論をしてもらいたい――それが本書を執筆した大きな動機のひとつです。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一章 国民みんなに知ってほしい海保の実態
- 日本のEEZは日本が勝手に主張しているだけ
- 海上保安庁の予算、定員は十分か?
- 実はインテリジェンスの分野でも活躍
- 海保の非軍事性を明確に規定する庁法25条は不要?
- 庁法25条があるのはソ連の陰謀?
- 庁法25条の知られざる役割
著者紹介
奥島 高弘
- 略歴
- 〈奥島高弘〉北海道出身。海上保安大学校卒業。警備救難部警備課領海警備対策官、警備救難部管理課長、海上保安本部長、警備救難部長などを歴任。第46代海上保安庁長官を務め、退任。海上保安協会理事長。
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海上保安庁とは?
2024/02/26 11:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:中村 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全く海上保安庁の役割知りませんでした。
中国海警局の脅威に負けているとの認識で、
海上保安庁の実力を本書に知り得て良かったです!
紙の本
海保の現状を理解する
2024/03/21 14:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tad - この投稿者のレビュー一覧を見る
海保の現状を理解するに役立つ書籍。昨今の尖閣諸島をめぐる報道を目にすると最前線の海保の人たちは命懸けで働いてくださっているんだろうなと容易に想像できる。だいたいかの国はフィリピンやベトナム相手ならやってることがもう無茶苦茶だし。
舞鶴港でJAPAN COAST GUARDの船をみた時は想像以上に大きいと思いましたが、かの国のそれはもっと大きいんでしょうからさぞや現場の方は恐怖を抱いておられるのは間違いないはず。
もっと現場に近い方の臨場感溢れるレポートが読みたくなりました。