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商品説明
社会の安定に不可欠である学校制度を中心とする教育システム。フランスの学校制度の歴史を古代ギリシアへ遡り、学校と権力、学校知、教授法、職業教育、機会の平等、技術革新等のテーマごとに現代まで論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
フランスでは平均して15年間、学校教育を受ける。子どもから青年期までの人間形成に重要な時期を、家庭や教会や労働の場から、学校という専門機関に委ねるようになるには、いかなる過程を経てきたのだろうか。本書は、古代ギリシアから現代まで、教育システムが形づくられた過程を、七つのテーマに沿って多面的に浮き彫りにする。まず、学校と宗教および政治権力との関係(第一章)、学校知の構築(第二章)、教育実践と教授法の進化(第三章)、自律と集権化といった教育行政(第四章)、家族や同業組合が担っていた技術や専門的な内容を扱う職業教育(第五章)、性別や出自による教育格差(第六章)、そして、大きなインパクトをもたらした印刷術といった教育にかかわる技術革新(第七章)。
古代から新型コロナウイルス感染症における遠隔授業まで、社会・政治・経済の変動と結びついた制度と形態を解説。【商品解説】
学校と政治・宗教、学校知の構築、伝達方法、制度の組織化、職業教育、就学の不平等、技術革新の影響など、7つのテーマで概観する。【本の内容】
目次
- 序論
- 第一章 学校と権力――教会から国家へ
- 1 古代における政治エリートの教育
- 2 中世における学校教育の衰退と再生――教育に関わる教会
- 3 中世の大学――教会と王国の狭間で
- 4 活版印刷、対抗宗教改革、国家――近代学校の誕生
- 5 フランス革命とナポレオン帝国――国家の役割の確立
- 6 フランソワ・ギゾーからジュール・フェリーまで――国家と教会の対立
- 7 共和国の学校は不平等か
- 8 第五共和政と教育の民主化
著者紹介
ヴァンサン・トゥロジェ
- 略歴
- 〈ヴァンサン・トゥロジェ〉歴史学博士。元ナント教育研究センター准教授(教育科学)。
〈ジャン=クロード・リュアノ=ボルバラン〉歴史学博士。フランス国立工芸院イノベーション学科教授。「社会における科学技術史研究室」室長。ミシェル・セール研究所代表など。
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