脳を最適化すれば能力は２倍になる 脳内物質で仕事の精度と速度を上げる方法新刊

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【セロトニンで幸福に】
　セロトニンを分泌するために、朝と夜の習慣づくりを研究、実践。

#マイルストーン
#脳内物質はエヴァの登場人物
#ドーパミンサイクルを回す
#頑張ったら報酬を与える
#現状維持ではドーパミンはでない
#美味いものを報酬にする
#緊張したら成功
#恐怖の塩梅
#セロトニンで幸福に
#日光、朝散歩、咀嚼
#ブドウ糖、グミ？
#セロトニンがメラトニンを生む
#7.5時間睡眠
#熟睡感があるか
#一瞬の閃きをメモする
#脳内麻薬エンドルフィン
#ラーメン、チョコ、熱い風呂

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学術的でありながらも、一般読者向けに噛み砕いて書いているためとてもわかりやすい本でした。
仕事のパフォーマンス向上の術を脳の働きに焦点を当てて解説している点が面白かったです

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感想
脳の潜在能力を引き出す。1日でやろうとしても無理。日々のルーティンに組み込む。常に新しく高い自分を目指すように。時々休憩を挟みつつ。

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ドーパミン:強化学習
常に挑戦する。これによりどんどん進歩する。
現状維持ではドーパミンが出ず、幸福感を感じられなくなるので、常に新しいことに挑戦することで若々しくいられる。
目標達成した自分を、なるべく具体的にイメージすること。
リフレーミングで辛いに楽しいに変換する　

ノルアドレナリン:闘争と闘争のホルモン
短期集中と一発逆転
恐怖とプレッシャーは過度でなければ仕事の効率を上げる。
ノルアドレナリンは記憶力にも関係がある。
★楽しければ忙しくても大丈夫は幻想。
　アドレナリン自体がストレスである
アドレナリンジャンキー。

アドレナリン:闘争と逃走。
ノルアドレナリンは主に脳と神経系
アドレナリンは身体や筋肉？への作用
アドレナリンはオンオフの使い分けが大事。
休日はしっかりとアドレナリンをオフにすること。

セロトニン:癒し物質。共感脳。

メラトニン:睡眠物質

アセチルコリン:認知機能とひらめき

エンドルフィン：脳内麻薬。
鎮痛作用がある。幸福感を感じる。

私はアドレナリンが嫌いだったんだろうな。
だから、早めの提出期限で出してたし。計画性で生きてきたので。ノルアドレナリンとアドレナリン耐性をつけるという意味で仕事頑張ってみる？笑

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本書は脳の力を最大限に引き出し、今まででは考えられなかった素晴らしい成果を生み出すための方法を惜しみなく公開した一冊です。

脳は誰もが持っているものですが、使い方次第で出せる結果も全く違ったものになります。

また、本書のいいところは「脳内物質」というものに焦点を当て、効果的な方法を紹介するにとどまらず、なぜそれがよいのかを脳内物質や脳の仕組みとともに解説しており、非常に説得力がある点です。

各脳内物質にどのような特徴があり、仕事術にどう生かせばよいかが書かれており、実践しやすく書かれています。

私が特に印象に残った仕事術は「ドーパミン仕事術」「アドレナリン仕事術」「セロトニン仕事術」です。


(1)ドーパミンを出し続けて能力を高めるために目標のレベルを徐々に上げる

ドーパミンは主に目標を達成したときに出ることは知られているかと思いますが、目標を設定したときや目標に向かって進んでいる間にも分泌されます。

本書にはドーパミンを分泌させる方法として、目標設定、達成した自分をイメージ、目標を繰り返し確認、楽しみながら実行、達成したら自分にご褒美を与える、新しい目標を設定、目標達成を繰り返すといったことが書かれていました。

私も自分の能力を高めることに強い関心があり、目標を設定してそれに向けて継続的に取り組んだり、楽しいと思って取り組める工夫をしたりしていました。

しかし、達成したら新しい目標を設定するというのは、振り返るとあまりしていなかったような気がします。そのため、目標を達成しても喜ぶのは束の間で、しばらくすると喜びも消えて無気力になっていることがありました。

すなわち、目標を達成するまでは能力が伸びていましたが、それが終わると成長が止まっていました。

それから、最近あまり仕事で失敗をしていないことや、うまくいかないという経験をしていないことにも気づきました。

それは自分のレベルが向上したから失敗しなくなったということでもあるので、一見好ましいことのようにも思えますが、逆に言うとできることばかりに取り組んで成長していない可能性もあります。
「能力を高めることに意欲的なはずの私が現状に満足して停滞している」という状態になっており、やはり能力はこれからも高めていきたいと改めて感じました。

そのため、仕事に取り組むときも常に目標を意識し、達成できたり慣れてきたと思ったら自分へ課すことのレベルを少し上げ、能力をグングン伸ばしていきたいと思います。


(2)緊張は成功の前兆である

多くの人が重要な場面で緊張してしまい、思うように能力が発揮できないという悩みを抱えているのではないでしょうか。

私もやはり「この機会は是非成功させたい」と心から思い、しっかりと準備をしたときほど本番は緊張します。しかし、本書では緊張を悪いものとは扱っておらず、適度な緊張は能力を引き出してくれると説明しています。

緊張するとアドレナリンが分泌され、集中力や筋力がアップするという根拠を伴った説明もされており、非常に腑に落ちました。

私も今月駅伝大会があったのですが、その大会では良い記録を残したいと思っており、練習を重ねて準備をしました。
練習でも本番と同じ距離を走って何度かタイムを計ったのですが、本番ではそれより1分近く早いタイムが出せました。

やはりこれもドーパミンの力で、本番は適度な緊張感があり、周囲にもランナーの姿があって人目があったのでそれが体力や持久力を高めてくれたのかもしれません。

このことに気づいてから、あまり緊張が怖くなくなりました。

大切な試験や大会などで緊張したとき、以前の私は「緊張を除かなければ」と思ってかえって緊張が増してしまうことがおおかったのですが、今はこの緊張があるから能力を最大限に発揮できるのだ」と冷静かつ肯定的に考えられるようになり、その結果緊張自体が以前よりかなり減った気がします。

今後も緊張する場面があったらそれを前向きに解釈し、緊張が引き出してくれる未知の力を楽しみにして取り組みたいと思います。


(3)セロトニンの力で仕事の能率アップ

セロトニンというと癒しやリラックスの物質であり、仕事のように集中力が求められることとは無関係なように思っていました。

しかし、セロトニンが活性化していないと仕事をする気力も湧かず、そうなると高い成果は出せません。
また、仕事によっては単に作業をこなすだけでなく、自分で考えて何かを生み出さなければならないことが多々あり、そのようなときにもセロトニンは重要であると知りました。

本書で紹介されている方法で特に印象に残ったのは、「行き詰ったときは散歩する」という方法です。私は執筆の仕事をしているわけではありませんが、資料を作ることや難しい内容のメールを出さなければならないことがあります。

そのようなとき、私も席を立って社内を少し歩いてから戻り、再び書き始めるとすんなり書けたという経験をしたことがあります。私はセロトニンを意識して行動していたわけではありませんが、本書の説明を読んで原理がわかり、私が行っていたことは非常に理にかなっていたと確信できました。

私の職場は比較的出入りが自由なので、仕事をするときは時間を決め、何時間経ったら席を立つというように区切ってもいいかもしれません。そうすることで今まで以上に質の高い仕事が短時間でこなせそうです。


他にも本書にはノルアドレナリン、メラトニン、アセチルコリン、エンドルフィンなど様々な脳内物質とその性質、それを仕事術に生かす方法が紹介されており、一つ一つ取り入れていくことで更なる能力の向上が期待できます。

私もまずはここで上げた方法から実践し、慣れたら次に取り組む仕事術を選ぶというように、徐々に数を増やして能力向上を図りたいと思います。

本書を読むと、「脳にはこんなに素晴らしい力があるのか」「こうすれば生かせるのか」と多くの気づきを得ることができ、それらを取り入れて継続的に改善を続けた未来がとても楽しみになります。

人間の脳は多くの人が思っているよりはるかに優秀であり、大きな可能性を秘めていますが、残念ながら多くの人がそれを存分に生かせていないのが現状です。本書を読んで脳に眠っている強力な力を開花させ、大きな成功を収め、充実した人生を送れる人が1人でも増えることを願って止みません。