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商品説明
朝鮮半島や日本にも伝わって多様な影響を及ぼした明清文学。「三国演義」をはじめとする四大奇書、明末の短篇小説集や清代の文言小説・白話小説、明清文学を生み出した社会的背景や出版などを扱った多数の論文を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は大木康先生が東京大学東洋文化研究所をご退職されるのを機として企画された、大木先生とその受業生による論文集である。第一部には『三国演義』『水滸伝』『西遊記』『金瓶梅』のいわゆる四大奇書をさまざまな角度から扱った5篇を収め、第二部には「三言二拍」に代表される明末の短篇小説集や清代の文言小説・白話小説それぞれの最高峰と評価される『聊斎志異』と『紅楼夢』を扱う計5篇に加え、大木先生ご自身による『京本通俗小説』の成書を考察した論文を収めた。第三部は、明清文学そのものばかりではなく、それを生み出した社会的背景や文人のネットワーク、そして世に伝え広めた出版に関わる問題を扱う6篇の論文からなる。第四部には、16世紀から19世紀後半に至るまでのさまざまな時代における朝鮮半島や日本に与えた影響、さらに明代に先立つ元代禅林の文学とその影響などをめぐる6篇を収める。【商品解説】
目次
- まえがき
- 第一部 明清文学の奥深さ――四大奇書の探求
- 「義釈」続考――厳顔は張飛に降りしや否や?(上原究一)
- 明清通俗小説に見える諸記号についての小論――文繁本『水滸伝』を例に(佐髙春音)
- 『李卓吾先生批評忠義水滸伝』における評語「妙」に関する小考(川島優子)
- 『西遊記』と明代建陽の出版(林桂如)
- 『金瓶梅』におけるセリフの表現機制――李瓶児の遺嘱を中心に(田中智行)
- 第二部 明清文学の幅広さ――短篇小説集と清代小説
収録作品一覧
「義釈」続考 | 上原究一 著 | 3−30 |
---|---|---|
明清通俗小説に見える諸記号についての小論 | 佐高春音 著 | 31−48 |
『李卓吾先生批評忠義水滸伝』における評語「妙」に関する小考 | 川島優子 著 | 49−68 |
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