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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/02/26
- 出版社: かたばみ書房
- サイズ:19cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-910904-02-3
- 国内送料無料
紙の本
被災物 モノ語りは増殖する
著者 姜 信子 (著),座主 果林 (著),社納 葉子 (著),武地 秀実 (著),畑 章夫 (著),伴戸 千雅子 (著),平井 梨絵 (著),深田 純子 (著),桝郷 春美 (著),渡部 八太夫 (著),横江 邦彦 (著),山内 宏泰 (著),足立 須香 (著),滝沢 厚子 (著),志賀 理江子 (著),川島 秀一 (著),山内 明美 (著),東 琢磨 (著),太田 てじょん (著),大谷 眞砂子 (著),岡本 マサヒロ (著)
傷ついたモノを前に、人は思わず記憶の底の声を語りだす。モノに宿された記憶は、語りなおしを通して、命をつなぐ−。東日本大震災の「被災物」をモノ語るワークショップの記録。志賀...
被災物 モノ語りは増殖する
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商品説明
傷ついたモノを前に、人は思わず記憶の底の声を語りだす。モノに宿された記憶は、語りなおしを通して、命をつなぐ−。東日本大震災の「被災物」をモノ語るワークショップの記録。志賀理江子の撮り下ろし未発表写真も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
気仙沼のリアス・アーク美術館には、東日本大震災の「被災物」が展示されている。
2019年、この展示に出会った姜信子は、「被災物」に応答すべく、
大阪で「被災物」をモノ語るワークショップを始めた。
傷ついたモノを前に、人は思わず記憶の底の声を語りだす。
モノに宿された記憶は、語りなおしを通して、命をつなぐ。
路傍の地蔵や道祖神の謂れのように。
亡き娘のぬいぐるみ、携帯電話の声、山の供養塔、寄り物と漁師の思想、
第五福竜丸事件、東京電力福島第一原発事故による汚染処理水の海洋投棄……
本書は、「復興」の物語からはみだす、小さな〈モノ語り〉の記録であり、
他者の記憶の継承という問いに対する、真摯な応答の記録である。
当事者/非当事者の境界を越えて、命の記憶を語りつぐために。
カラー32頁。志賀理江子の撮り下ろし新作未発表写真16頁を付す。【商品解説】
目次
- Ⅰ 終わりと始まり
- 「被災物に応答せよ」「第三者による記憶の継承」という問い 姜信子
- モノ語り集Ⅰ
- 祠/郵便受け/漁船/シュガーポット
- 記憶の器としての被災物 山内宏泰
著者紹介
姜 信子
- 略歴
- 〈姜信子〉横浜生まれ。作家。著書に「棄郷ノート」「現代説経集」など。
〈山内宏泰〉宮城県石巻市生まれ。リアス・アーク美術館館長。美術家。宮城県芸術選奨新人賞、棚橋賞受賞。
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