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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2024/02/21
- 出版社: 古今書院
- サイズ:22cm/560p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7722-3203-6
- 国内送料無料
紙の本
「隠れたチャンピオン」を輩出する地域 欧州における小規模農村的地域の事例
著者 山本 健兒 (著)
オーストリアの小さな農村地域でありながら、世界的なニッチ市場でトップクラスの企業を次々と輩出しているフォラールベルク州。なぜそれが可能だったのかを、経済学・経営学の理論に...
「隠れたチャンピオン」を輩出する地域 欧州における小規模農村的地域の事例
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商品説明
オーストリアの小さな農村地域でありながら、世界的なニッチ市場でトップクラスの企業を次々と輩出しているフォラールベルク州。なぜそれが可能だったのかを、経済学・経営学の理論に加え継続的な現地調査により探究。【「TRC MARC」の商品解説】
經濟発展は大都市からという考えが一般的だが、オーストリアの最西端にあり、首都ウィーンから500kmもはなれ、人口30万人ほどのフォラールベルク州はヨーロッパあるいは世界のニッチ市場でトップクラスの企業すなわち「隠れたチャンピオン」が次々に誕生し、成長してきた地域である。
その理由を経済学・経営学の理論に加え継続的な現地調査により探究してきた結果、要因を一つだけで説明するのはむずかしいが、人々の人間関係のありかた?経営者であれ、作業員であれ、また大企業であれ、中小企業であれ対等であること?が、互いを信頼し、イノベーションにつながるアイディアをうみだす根源となることが結論づけられ、最重要要因のひとつであるとの結論を得た。このことはすなわち大都市ではなくとも、小さな農村地域であっても、経済的な活力を発揮できる場合があることを意味し、日本の現状特に地方の状況を改善するための政策に生かされることが期待できる。【商品解説】
目次
- 第1章 序論:問題の所在
- 第2章 ダグラスC.ノースによる移出ベース論
- 第1節 はじめに
- 第2節 ノースの問題意識
- 第3節 地域経済の発展に関する通説としての発展段階説
- 第4節 アメリカ合衆国北西部太平洋岸地域の経済発展の実際
- 第5節 移出ベースと域内向け産業との関連
- 第6節 移出ベース開発の諸要因
- 第7節 ノースの結論とこれに対する批判的考察
- 第3章 都市と地域の経済に関するジェイン・ジェイコブズによる理論的洞察の再検討
著者紹介
山本 健兒
- 略歴
- 〈山本健兒〉新潟県生まれ。東京大学大学院理学系研究科地理学専門課程修士課程修了。ハイデルベルク大学などで研究に従事。博士(理学)。著書に「産業集積の経済地理学」など。
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