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商品説明
有機栽培では「カリスマ農家」といわれるほど技術的評価が高く、これまでに多くの実習生を輩出している埼玉県小川町の霜里農場。その歩みをエピソードを織り交ぜて紹介し、有機農業の必然性、必要性、持続性への根拠を示す。【「TRC MARC」の商品解説】
日本に有機農業という言葉が誕生したのは1971年とされ、この年、日本有機農業研究会が発足。23歳の金子美登さんは、もっとも若い世代として参加し、自らの霜里農場(埼玉県小川町)で有機農業を実践する。農法の先駆者、農学者、医師、消費者・市民活動家など多くの方々との交流を重ねながら、妻の友子さんとともに先駆者として有機農業の道筋を切り拓いてきた。
現在、「みどりの食料システム戦略」が打ち出されているものの、かけ声だけの有機農業では現場から遊離した絵空事になりかねない。それだけに金子さん夫妻が取り組んできた霜里農場の半世紀余りの足跡は日本の有機農業運動の展開と重なり、多くの示唆、教訓が秘められている。また、有機栽培では「カリスマ農家」といわれるほど技術的評価が高く、これまで起居をともにした160名余りの実習生を輩出していることも見逃せない実績である。
本書では、これまでの霜里農場の歩み・営みをエピソード、ハプニングを織り交ぜながら紹介し、有機農業の必然性、必要性、持続性への根拠を提示する。次代への道標となる一書。【商品解説】
目次
- 【主なもくじ】
- 心穏やかな有機農家の営み 序に代えて
- 有機農場GRAFFITI(4色口絵)
- プロローグ 有機農業への共存的な広がり(金子友子)
- 第1部 いのちを守る循環農場づくりへ(金子美登)
- 1章 いのちのネットワークを地域に消費者に
- 2章 有機農家の「暮らしと営農」覚え書き
- 3章 世界の有機農業と友人たち
- 4章 ゴルフ場反対運動の攻防と成果
- 5章 いのちを守る循環農場をめざして
著者紹介
金子 美登
- 略歴
- 金子美登(かねこ よしのり)
有機農家。農水省農業者大学校卒業後の1971年から徹底した有機農業に取り組む。国内外からの研修生を受け入れる傍ら、自らの霜里農場をベースに消費者との提携や地場産業と連携して、有機農業の地域的・共存的展開をはかる。有機農業研究会(後のNPO法人日本有機農業研究会)幹事、NPO法人全国有機農業推進協議会初代理事長、AFJ日本農業経営大学校副理事長などを歴任。2022年没。著書に『いのちを守る農場から』(家の光協会)、『有機・無農薬でできる野菜づくり大事典』(成美堂出版)など多数。
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