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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/03/25
- 出版社: KADOKAWA
- サイズ:19cm/285p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-114849-5
読割 50
紙の本
老いてお茶を習う新刊
著者 群 ようこ (著)
齢68にして、お茶を習うことになった著者。着物も着るし、三味線も弾くが、お茶は全く違う山だった。そして果てがない稽古が始まり…。老いてなお新しいことを学ぶおもしろさを綴る...
老いてお茶を習う
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商品説明
齢68にして、お茶を習うことになった著者。着物も着るし、三味線も弾くが、お茶は全く違う山だった。そして果てがない稽古が始まり…。老いてなお新しいことを学ぶおもしろさを綴るエッセイ。【「TRC MARC」の商品解説】
齢六十八にして、お茶を習うことになった。事のはじまりは、今から二十年以上遡るのだが、当時、私の担当編集者の女性と、還暦を過ぎたとき、自分たちはどうしているかといった話をしていた。私は、
「いつまで仕事をいただけるかわからないけれど、仕事があればずっと続けていると思いますけどね」
といった。私よりも二歳年上の彼女は、
「私はお茶の先生ができればいいなと考えているのですけれど」
というので、
「そうなったら、私もお弟子になる」
といったのである。
(本文より)【商品解説】
目次
- 第一章 古稀の手習い 人生で二回しか触れたことのないお茶/この方に茶道を習いたい/初めてのお稽古/炭手前を拝見する/お道具を拝見する/御菓子をいただく/帛紗を捌く
- 第二章 やる気はあるが、座るのが難しい 足の痛みに効く道具を探す/持参する道具を揃える/軽やかに動く?
- 第三章 ひと通りやってみる 準備を整えて、お茶室に入る/割り稽古をする/干菓子をいただく/薄茶をいただく/濃茶をいただく/どんな着物を着るのか/「実践」とはなんぞや/言われるがままのお点前/姉弟子・兄弟子のお点前/YouTubeで復習をする/またまた「実践」である/自分で自分がわからない
- 第四章 何もかも、うまくできない 釣り釜が揺れる/見立ての問答で焦る/右手と左手の鉄則/水を差す/嘘を教えてしまう、大失敗をする/
- 第五章 違いを超えていく 人前で恥をかく/流派が違う/お稽古着の試行錯誤/茶道の着物の着方/長襦袢をどうするか
- 第六章 「道」どころではない 同じ動作が記憶からこぼれ落ちる/銘を考える/また違う棚が出てくる/仕覆を引っ掛ける/「精神性」が遠い
- 第七章 お茶がおいしく点てられない 初風炉におたおたする/末席のお役目/何度やっても忘れる/自服の味/許状をいただく
- 第八章 薄茶と濃茶の二本立て いきなり濃茶がきた/お濃茶の拝見/抹茶茶碗を買う/次々新手が現れる ほか
著者紹介
群 ようこ
- 略歴
- 〈群ようこ〉東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。本の雑誌社に入社。デビュー作「午前零時の玄米パン」が評判となって作家専業に。ほかの著書に「かもめ食堂」「老いとお金」など。
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