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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/03/04
- 出版社: 辰巳出版
- サイズ:19cm/295p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7778-3087-9
読割 50
紙の本
傷だらけの光源氏
著者 大塚 ひかり (著)
あふれるストレス死、モノのように扱われるカラダ、拒食に走る女君…。登場人物の「カラダ」と「ココロ」に着目し、現代社会にも通じるリアルな世界として「源氏物語」を捉え直す。〔...
傷だらけの光源氏
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商品説明
あふれるストレス死、モノのように扱われるカラダ、拒食に走る女君…。登場人物の「カラダ」と「ココロ」に着目し、現代社会にも通じるリアルな世界として「源氏物語」を捉え直す。〔「カラダで感じる源氏物語」(ちくま文庫 2002年刊)の改題,大幅に加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
紫式部が本当に描きたかったのは、
“誰か”のではなく、“自ら”の人生を生きる女性だった
人気の古典エッセイストによるカラダ目線の『源氏物語』論
2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の主人公・紫式部が生み出した、日本古典文学の傑作「源氏物語」。
本書は、「源氏物語」の全訳本も刊行し、『本当はエロかった昔の日本』『女系図でみる驚きの日本史』『くそじじいとくそばばあの日本史』といったヒット作品も多く執筆している古典エッセイスト・大塚ひかり氏による“源氏物語”論になります。
登場人物の「カラダ」と「ココロ」に着目し、あふれるストレス死、モノのように扱われるカラダ、拒食に走る女性、モラハラ男とホモソーシャル社会…といった現代社会にも通じるリアルな世界として「源氏物語」を捉え直していきます。
『光る君へ』がより楽しくなるのはもちろん、新しい視点で「源氏物語」を楽しむことができる一冊です。
※本書は、2002年に刊行されたちくま文庫『カラダで感じる源氏物語』を改題のうえ、大幅加筆修正したものになります【商品解説】
目次
- 第1章 感じるエロス
- 病気する体/抑圧のエロス/リアルな身体描写/ブスな女の現実感
- 第2章『源氏物語』のリアリティ
- ブスでもない美女でもない女の魅力/等身大の男たち/“光る源氏”のコンプレックス/リアリティへのこだわり
- 第3章 五感で感じる『源氏物語』
- 感じる視覚/感じる触覚/感じる聴覚/感じる嗅覚/感じない味覚
- 第4章 自分の心と体を生きる
著者紹介
大塚 ひかり
- 略歴
- 〈大塚ひかり〉横浜市生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専攻。著書に「ヤバいBL日本史」「嫉妬と階級の『源氏物語』」「やばい源氏物語」など。
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