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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/04/03
- 出版社: 共立出版
- サイズ:21cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-320-05842-2
- 国内送料無料
紙の本
教養としての脳新刊
著者 坂上 雅道 (編),小松 英彦 (編),武藤 ゆみ子 (編)
心を考える上で、その科学的基礎となる脳の働きについてまとめる。脳の物質的成り立ちから、感覚、運動、学習、意思決定、動機づけまで、網羅的に脳の機能を解説し、脳活動の記録の方...
教養としての脳
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商品説明
心を考える上で、その科学的基礎となる脳の働きについてまとめる。脳の物質的成り立ちから、感覚、運動、学習、意思決定、動機づけまで、網羅的に脳の機能を解説し、脳活動の記録の方法も紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
「心」の仕組み・成り立ちを理解するための「脳」の教科書。「感覚」「学習」「意思決定」「意識」など広範囲に解説。フルカラー。
心に関する理解は、科学の進歩によって大きく変わってきた。現代においては、心は神秘的なものではなく、脳が生み出す物質的な現象であるとされている。
本書では、そのような物質的な現象として心の仕組み・成り立ちを理解するため、脳の物質的成り立ちから出発し、感覚、運動、学習、意思決定、動機づけ、潜在認知まで、幅広いテーマで脳について解説する。脳活動の記録方法についても、最新のものを含めて紹介する。
また、脳の計算原理をAI(人工知能)に反映させ、数理モデルをもとに構成論的に脳の仕組みを検証することは、脳と心の解明に有用である。そこで、数理モデル化についても随所で取り上げる。
終盤の章では、脳機能の高度化という観点から前口動物の頂点にたつミツバチを主な例として、昆虫脳(微小脳)研究を紹介する。哺乳類に比べてはるかに小さい昆虫の脳が、驚くべき「認知」能力・社会性を示す仕組みも明らかになりつつある。これらの知見はわれわれ人間の社会に必ずや役立つであろう。
脳や心に興味を持つ方、脳科学の知見をヒントに他分野で研究を広げようとする方に本書をぜひ手に取っていただき、脳研究の幅広さ、奥深さを感じてほしい。【商品解説】
目次
- 第1章 物質としての脳の成り立ち(田中康裕)
- 第2章 脳を観察する,脳を操作する(小口峰樹)
- 第3章 脳と外界(小松英彦)
- 第4章 視覚の仕組み(小松英彦)
- 第5章 身体知覚の仕組み(武井智彦)
- 第6章 運動の仕組み(武井智彦)
- 第7章 学習の枠組み(酒井 裕)
- 第8章 脳の中の意思決定システム(小口峰樹)
- 第9章 動機づけ(松元健二)
- 第10章 条件づけの数理(酒井 裕)
著者紹介
坂上 雅道
- 略歴
- 〈坂上雅道〉東京大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程中退。玉川大学脳科学研究所所長・教授。
〈小松英彦〉大阪大学大学院基礎工学研究科生物工学専攻博士課程修了。玉川大学脳科学研究所特別研究員。
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