「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
アメリカ南部のニューオリンズでうまれたジャズは、ヒップホップやR&Bと混ざりあいながら、ポップで刺激的な音楽へと進化していく。「いま」のジャズを深く聴くために、20世紀の名盤100枚をコンパクトに紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
"なぜ、ジャズは常に〈新しい〉のか?
ジャズがわかれば、近代がわかる。
ジャズの歴史を知りたいならば、まずこの一冊!
これからジャズを聴きたい人に、思わずへえーとなるエピソードで名盤100枚(+ウラ名盤100)を解説。
九段理江(小説家)さん推薦! 「ジャズには未来が見える」
柳樂光隆(音楽ジャーナリスト)さん推薦! 「21世紀のジャズのヒントは20世紀にある」
【はじめに】
「ジャズ」は20世紀とともに、つまり、音楽が録音され、モノに刻まれ、商品として売り買いされることが当たり前になった時代に誕生し、成長しました。また「ジャズ」とは、親から子へとタテに受け継がれる「民俗文化」としてではなく、多様な出自を持つ人々をヨコにつなぐ、おそらく歴史上はじめてあらわれた「大衆文化」としての性格を色濃く持った音楽です。この音楽には、多民族による植民国家として、そして、典型的に資本主義が発展した国としての「アメリカ合衆国」の20世紀の姿が写し込まれており、『20世紀ジャズ名盤100』をキュレーションするということは、現在ぼくたちが生きているこの21世紀が、その前の100年間はどんな状態だったのかを耳で聴いて理解する、そのためのディスプレイを試みる作業でもあると思っています。
この本では、とりあえず、20世紀のはじまりから時代順に〈第1章 ポップスの古層としてのジャズ〉〈第2章 モダニズム芸術として結晶化したジャズ〉〈第3章 創造の現在形としてのジャズ〉〈第4章 世界音楽のプロトタイプとしてのジャズ〉という区切りを設けてみました。
【目次】
はじめに
1 ポップスの古層としてのジャズ
『Louis Armstrong and His Hot Five & Hot Seven 1925 - 1928』ルイ・アームストロング
『Xavier Cugat with Dinah Shore』ザビア・クガート・ウィズ・ダイナ・ショア
『ぼういず伝説』あきれたぼういず 等
2 モダニズム芸術として結晶化したジャズ
046『 Blue Train』ジョン・コルトレーン
048『 The Shape of Jazz to Come』オーネット・コールマン
050『 銀巴里セッション』V.A 等
3 創造の現在形としてのジャズ
『 Complete Live at Plugged Nickel 1965』マイルス・デイビス
『Free Jazz』オーネット・コールマン
『サマルカンド』高橋悠治・佐藤允彦
4 世界音楽のプロトタイプとしてのジャズ
『On Jupiter』サン・ラー
『 北京の秋』清水靖晃』
『 Double Booked』ロバート・グラスパー など
おわりに
索 引【商品解説】
目次
- はじめに
- 1 ポップスの古層としてのジャズ
- 001『 Jazz Classic Masterpieces Vol.1-4』V.A.
- 002 『American Pop from Minstrel to Mojo: On Record1893 - 1946』V.A.
- 003 『From Spirituals to Swing』V.A.
- 004 『Before the Blues Vol.1』V.A.
- 005 『Cheek to Cheek the Irving Berlin Songbook』V.A.
- 006 『Louis Armstrong and His Hot Five & Hot Seven 1925 - 1928』ルイ・アームストロング
著者紹介
大谷 能生
- 略歴
- 〈大谷能生〉音楽と批評の活動を行う。著書に「歌というフィクション」「平成日本の音楽の教科書」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む