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商品説明
アウトサイダー文学の決定版、破滅派よりついに発刊!!
破滅派の創設メンバーにして、福井の眠れる天才、怒りの子供部屋おじさん、のっぴきならないロスジェネ、孤高の反出生主義者……。
ほろほろ落花生の人生と文学のすべてが詰まった全集が破滅派より発刊!
詩・散文・小説・ノンフィクション・書簡・年表のほか、高橋文樹によるノンフィクション「クロニック・ペイン」「コール・ミー」も同時収録。当事者が言葉にできなかった忌まわしい男性による性被害の記憶、そして、謎の病気による就職氷河期での転落を記す。【商品解説】
目次
- ◼️巻頭詩
- きれいな断面 ―5
- ◼️序文
- ほろほろと生まれ変わる(高橋文樹) ―15
- ◼️東大仏文時代 1998-2003
- ぱるんちょ祭り [小説] ―24
- 『田園交響楽』研究 [評論] ―50
著者紹介
ほろほろ落花生
- 略歴
- ほろほろ落花生(ホロホロラッカセイ)
1979年、福井県に生まれる。地元の進学校を卒業し、東京大学に入学。詩作をはじめとした文芸創作にのめり込み、太宰治、大江健三郎などの尊敬する作家の所属した仏文科に進学。 新日本製鐵の内定を得て卒業するが、原因不明の疼痛が発生。療養生活を経たのち、出社時に行方をくらまし、フランスに逃亡。パリのホテルから退社メールを提出。 高橋文樹と北千住で同居を開始。教員免許の取得を目指すが挫折し、福井へ戻る。翌年、地元の先輩を頼って再び上京、社会福祉法人のアルバイトをしながら保育士資格を取得。 2007年、高橋文樹らと破滅派を結成。保育士資格取得後、社会福祉法人を辞めてフリーライターに。2010年に面倒を見てくれていたライターと対立、再び福井に戻る。 福井では反出生主義へ傾倒し、文学作品への昇華を目指すが、その思想の過激さゆえ周囲と徐々に対立。 2021年、コロナ禍による飲酒量の増大とともに人生の黄昏時が近づきつつあることを悟る。高橋文樹『アウレリャーノがやってくる』に触発され、人生を総括する書の出版を決意する。
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