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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2024/04/15
- 出版社: ミネルヴァ書房
- サイズ:22cm/290,5p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-623-09664-0
- 国内送料無料
紙の本
自衛隊と財界人の戦後史 支援ネットワークの形成とその意味 (MINERVA人文・社会科学叢書)新刊
著者 中原 雅人 (著)
60年代後半には約49〜60万人の会員を擁するまでに拡大した、民間の自衛隊支援団体。90年代以降、自衛隊への支持が拡大したという一般的な見方に対し、その前史を描くことによ...
自衛隊と財界人の戦後史 支援ネットワークの形成とその意味 (MINERVA人文・社会科学叢書)
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商品説明
60年代後半には約49〜60万人の会員を擁するまでに拡大した、民間の自衛隊支援団体。90年代以降、自衛隊への支持が拡大したという一般的な見方に対し、その前史を描くことによって、自衛隊研究に新たな一面を提示する。【「TRC MARC」の商品解説】
1960年代初頭、全国の駐屯地周辺の地域を中心に、民間の自衛隊支援団体である「防衛協会・自衛隊協力会」が設立され始めた。自衛隊支援と防衛思想の普及を主な目的とするこの団体は、1960年代後半にはすでに全国で1,090の協会と約49?60万人の会員を擁するまでに拡大した。本書は、1990年代以降、自衛隊への支持が拡大したという一般的な見方に対して、その「前史」を描くことによって、自衛隊研究に新たな一面を提示するとともに、「日本人にとって自衛隊とは何か」という、戦後日本社会の重要課題を考える材料を提供する。【商品解説】
目次
- 序章 戦後日本社会における自衛隊認識
- 1 見落とされてきた「前史」
- 2 「防衛協会・自衛隊協力会」とは何か
- 3 財界人の自衛隊支援活動を明らかにすることの意義
- 4 本書で何をどこまで明らかにするか
- 第1章 反自衛隊的風潮と自衛隊のタブー化
- 1 反自衛隊的風潮の高まり
- 2 「吉田路線」の定着と自衛隊の「日陰者」化
- 3 高度経済成長と自衛隊支援のタブー化
- 第2章 三八豪雪と防衛協会・自衛隊協力会の設立
著者紹介
中原 雅人
- 略歴
- 〈中原雅人〉兵庫県生まれ。神戸大学大学院国際協力研究科助教。博士(政治学)。平和・安全保障研究所日米パートナーシップ・プログラムフェロー。関西学院大学国際学部等非常勤講師。
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