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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/03/27
- 出版社: 晶文社
- サイズ:19cm/302p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7949-7414-3
読割 50
紙の本
利他・ケア・傷の倫理学 「私」を生き直すための哲学 (犀の教室)新刊
著者 近内悠太 (著)
大切にしているものが一人ひとりズレる社会で、善意を空転させることも、人を傷つけることもなく生きていくには? 人と出会い直し、歩み直し、関係を結び直すために、利他とは何か、...
利他・ケア・傷の倫理学 「私」を生き直すための哲学 (犀の教室)
利他・ケア・傷の倫理学
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商品説明
大切にしているものが一人ひとりズレる社会で、善意を空転させることも、人を傷つけることもなく生きていくには? 人と出会い直し、歩み直し、関係を結び直すために、利他とは何か、ケアの本質とは何かについて哲学的に考察。【「TRC MARC」の商品解説】
「訂正可能性の哲学」がケアの哲学だったことを、本書を読んで知った。
ケアとは、あらゆる関係のたえざる訂正のことなのだ。
──東浩紀
「僕たちは、ケア抜きには生きていけなくなった種である」
多様性の時代となり、大切にしているものが一人ひとりズレる社会で、善意を空転させることもなく、人を傷つけることもなく、生きていくにはどうしたらよいのか? 人と出会い直し、歩み直し、つながりを結び直すための、利他とは何か、ケアの本質とは何かについての哲学的考察。
進化生物学、ウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」、スラヴォイ・ジジェクの哲学、宇沢弘文の社会的費用論、さらには遠藤周作、深沢七郎、サン=テグジュペリ、村上春樹などの文学作品をもとに考察する、書きおろしケア論。『楢山節考』はセルフケアの物語だった!
「大切なものはどこにあるのか? と問えば、その人の心の中あるいは記憶の中という、外部の人間からはアクセスできない「箱」の中に入っている、というのが僕らの常識的描像と言えるでしょう。/ですが、これは本当なのでしょうか?/むしろ、僕らが素朴に抱いている「心という描像」あるいは「心のイメージ」のほうが間違っているという可能性は?/この本では哲学者ウィトゲンシュタインが提示した議論、比喩、アナロジーを援用してその方向性を語っていきます。」(まえがきより)
【目次】
まえがき──独りよがりな善意の空回りという問題
第1章 多様性の時代におけるケアの必然性
第2章 利他とケア
第3章 不合理であるからこそ信じる
第4章 心は隠されている?
第5章 大切なものは「箱の中」には入っていない
第6章 言語ゲームと「だったことになる」という形式
第7章 利他とは、相手を変えようとするのではなく、自分が変わること
第8章 有機体と、傷という運命
終章 新しい劇の始まりを待つ、祈る【商品解説】
目次
- まえがき──独りよがりな善意の空回りという問題
- 第1章 多様性の時代におけるケアの必然性
- 第2章 利他とケア
- 第3章 不合理であるからこそ信じる
- 第4章 心は隠されている?
- 第5章 大切なものは「箱の中」には入っていない
- 第6章 言語ゲームと「だったことになる」という形式
- 第7章 利他とは、相手を変えようとするのではなく、自分が変わること
- 第8章 有機体と、傷という運命
- 終章 新しい劇の始まりを待つ、祈る
著者紹介
近内悠太
- 略歴
- 〈近内悠太〉教育者、哲学研究者。統合型学習塾「知窓学舎」講師。「世界は贈与でできている」で山本七平賞・奨励賞受賞。
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