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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/04/18
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/551,4p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-09693-1
- 国内送料無料
紙の本
カフカの日記 1910−1923 新版新刊
著者 カフカ (著),マックス・ブロート (編),谷口 茂 (訳)
書くことへの思い、女性への苦悩、父との葛藤…。そのすべてはカフカの文学に連なり、それ自体が文学になっている。日記文学の金字塔を、新潮社版「決定版カフカ全集」第7巻を底本に...
カフカの日記 1910−1923 新版
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商品説明
書くことへの思い、女性への苦悩、父との葛藤…。そのすべてはカフカの文学に連なり、それ自体が文学になっている。日記文学の金字塔を、新潮社版「決定版カフカ全集」第7巻を底本に新たに組みなおして刊行。〔初版のタイトル等:カフカ全集 7(新潮社 1992年刊)〕【「TRC MARC」の商品解説】
〈日記を読んで心を動かされる。これは今のぼくに、もはや少しの確信もないせいだろうか? あらゆるものがぼくには仮構であるように見える。他人のどんな言葉も、ぼくがたまたま見たどんな光景も、ぼくのなかのすべてのものを、忘れていたものやまったく無意味なものですら、別な方向へ転がしてしまう。ぼくは前にそうだったよりも確信がなく、ただ生命の力だけを感じている。そしてぼくは意味もなく空っぽだ。ぼくは本当に、夜、しかも山のなかで迷ってる羊か、もしくはその羊のあとを追いかける羊のようなものだ。こんなに見捨てられていながら、それを嘆き悲しむ力を持っていないのだ〉(1913年11月19日)
カフカの研ぎ澄まされた五感が捉えた日常、それを受けとめるカフカの心の世界。書くことへの思い、フェリーツェはじめ女性への苦悩、父との葛藤、不眠の苦しみ、ユダヤ人社会のこと、詳細な夢の描写、さまざまな創作スケッチ… そのすべてはカフカの文学に連なり、それ自体が文学になっている。
新潮社版『決定版カフカ全集』(全12巻)の第7巻(1992)を底本に、日記文学の金字塔を、カフカ没後100年の2024年、新たに世におくる。【商品解説】
目次
- 日記
- 1910年
- 舞姫エドゥアルドーヴァ この五カ月 ぼくが受けた教育は 「孤独な独身者との対話」 ケラーマンの朗読会 ぼくの現状は ぼくの机は
- 1911年
- 最初の長篇小説 都会ふうの世界 ブロート著『ユダヤ女たち』について シュタイナー博士を訪ねる 「四人の仲間」 画家クビーン ゲーテの日記 ユダヤ劇団 娼家―夢 イディッシュ劇『シュラミース』を観る チシク夫人 母について わが家の騒音 『バル・コクバ』を観る リシュパンの講演 劇場で―夢 蒐集家Nの話 石版画 晦日の恐怖 甥の割礼 小国民の文学 父の少年時代 ぼくの中・高等学校時代
- 1912年
- ぼくの朗読の才能 タルムード大学 女工たち レヴィの朗読の夕べ 剽窃事件 モイッシィの朗読会 「誘惑」195 父とベルリンへ―夢 悪魔について F・B嬢 『判決』を書く
著者紹介
カフカ
- 略歴
- 〈カフカ〉オーストリア=ハンガリー帝国のプラハ生まれ。小説家。法律を学んだのち労災保険局に勤めながら作品を執筆。
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