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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2024/03/25
- 出版社: クロスカルチャー出版
- サイズ:22cm/316p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-910672-37-3
- 国内送料無料
紙の本
郡上村に電話がつながって50年 むらの生活はどう変わったか新刊
著者 田村 紀雄 (監修),牛山 佳菜代 (編),川又 実 (編)
電話の普及と高度化が山村のサスティナブルの発展にどう寄与したか−。1973年から約50年に渡り継続的に岐阜県郡上村で行われてきた調査結果を明らかにする。12人の研究者によ...
郡上村に電話がつながって50年 むらの生活はどう変わったか
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商品説明
電話の普及と高度化が山村のサスティナブルの発展にどう寄与したか−。1973年から約50年に渡り継続的に岐阜県郡上村で行われてきた調査結果を明らかにする。12人の研究者による珠玉の論考を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は岐阜県下の一山村において、「情報化」に歩調を合せた施策をすすめ「限界集落」を超越「調和ある村づくり(SDGs化)」に成功してきた記録である。
村は、800年の歴史と伝えられ、約100戸が明治以来、戸数も配置も変わらず、長さ4キロほどある谷に沿って生活してきている。村は、難視聴のうえ生活電話が1台もない1960年代末、全戸一斉に電話がひかれた。これを機に、村はどう変わるのか、まだどこも実施されていない長期の研究に着手した。爾来、全家庭を対象とする50年間の7回におよぶ全数調査を始めた。
村びとは「情報化」のステップを静かにあゆむ高度化を積み重ね、村の歴史、伝統、信仰にマッチさせてきた。村の自然に溶け込んだ生活が維持され、人口流失や社会生活の立ち遅れを乗り越えてきた。さらには購買行動の広範化・遠距離化、通婚圏の多様化、教育の高等化、産業の多角化等の新しい生活方法を生んだ。
この村の50年間を、7回にわたり全家庭を対象に調査するという定点観測をおよそ100人の研究者、大学院生、留学生、学生たちがバトンを受け継ぎながら実施、世界に例を見ない記録になった。
村は戸数、その配置、生活、伝統もさほど変わらぬ内容を維持し続けている。「地域の情報化」に新しい展望を示すものである。
―監修者田村紀雄氏による一文【商品解説】
目次
- 目次
- はじめに 通信の半世紀、郡上村の50年、そして研究者の50歳 田村 紀雄
- I 郡上村という「地域」
- 第1章 「むらコミュニティ」を考える方法 田村 紀雄
- 1 むらは生きている
- 2 郡上村に電話がやってきた
- 3 村民全部が電話をひいた
- 4 日本全体の変化にむらは適応をつづけた
- 5 調査設計にむけた作業仮説
収録作品一覧
「むらコミュニティ」を考える方法 | 田村紀雄 著 | 7−30 |
---|---|---|
郡上村からの地域自立へのシナリオ | 上田裕 著 | 31−61 |
郡上村が集落としての機能を維持している要因 | 牛山佳菜代 著 | 63−93 |
著者紹介
田村 紀雄
- 略歴
- 田村紀雄(監修者)東京経済大学名誉教授
社会学博士。東京経済大学コミュニケーション学部の初代学部長。
牛山佳菜代(編者)目白大学メディア学部教授
コミュニケーション学博士(東京経済大学)。専門分野は地域メディア論、
川又実(編者)中央学院大学現代教養学部講師
東京経済大学大学院コミュニケーション研究科博士課程単位取得退学。NPO法人地域メディア研究所理事。専門分野はコミュニケーション学、メディア研究、メディアと地域社会研究など。
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