【オンデマンドブック】【大活字本】大衆明治史（補遺）―「国民版」未収録分十二篇 (響林社の大活字本シリーズ)新刊

【大活字本について】
響林社の大活字本シリーズは、B5サイズ（週刊誌大）、活字はMS明朝で、20-22ポイント程度の大きさの活字になっています。
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【解説】
■本シリーズは、昭和十七年（一九四二年）に汎洋社から発行された菊池寛『大衆明治史』の「国民版」に収録されていない十二篇を収録しています。
『大衆明治史』は、『オール読物』の昭和十三年十一月から十八年九月まで連載された五十九篇のうち、昭和十六年七月号までの中から三十篇が同社から上下二巻で発行され（便宜上「全体版」と呼びます）、更にその内二十二篇が抜粋されて「国民版」として発行されたものです。

本書では、「全体版」収録の一連の章のうち、「国民版」に未収録の次の計十二篇を収めています
　１「全体版」の上巻に収録されているもののうち、「国民版」未収録の九篇。
　２「全体版」にも収録されていない三篇（高松市刊「菊池寛全集（十九巻）」に収録）

【収録内容】
神風連は戦う
三菱会社の勃興
支那から観た日清戦争
福沢諭吉と国権伸長
若き日の西園寺公
政党と西園寺公
日英同盟
近衛篤麿と開戦論
日露戦争と対米宣伝
高橋是清と外債募集
日露役の兄弟将軍
政戦両略の一致

■なお、「全体版」下巻では独立した章立てになっている「旅順攻囲戦」は、「国民版」では「児玉総参謀長」の章に収められているので、ここでは収めていません。

■底本は、『大衆明治史（下巻）』（昭和十六年八月一日 汎洋社刊）と高松市刊「菊池寛全集（十九巻）」とし、読みやすくするために、現代仮名遣い、振り仮名等の編集を加えています。
■なお、「国民版」は、弊社の大活字本シリーズで、上下巻に分けて発行しています。
【本の内容】