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商品説明
寺山修司によるウィットに富んだ4つの詩に付曲した混声合唱組曲。刺激的なテキストに向かって、ユニークな和音の配置、プロコフィエフ、ライヒのスタイルの引用などの様々な書法を試みる。詩のページあり。【「TRC MARC」の商品解説】
鮮やかな音像を描く土田豊貴による混声合唱組曲。日本を代表するプロ合唱団である東京混声合唱団による委嘱した作品で、2023年9月28日(杉並公会堂 大ホール)東京混声合唱団 第262回定期演奏会(指揮:尾高忠明/ピアノ:鈴木慎崇)にて初演された。組曲のタイトルは寺山修司の言葉「どんな鳥も想像力より高く飛べる鳥はいない。人間に与えられた能力の中で一番素晴らしいものは想像力である。」より。多くの分野に前衛的秀作を残し、既成の価値にとらわれない生き方を貫いた寺山修司による、ウィットに富んだ4つの詩に付曲された。刺激的なテキストに向かって、ユニークな和音の配置、プロコフィコフ、ライヒのスタイルの引用などの様々な書法を試み、人間の想像力が膨らんでいくようなイメージでユニークに組曲が構成されている。抜粋演奏でも演奏効果を発揮し、コンクールや演奏会など様々なステージで、それぞれの合唱団の豊かな発想とともに歌ってほしい。【商品解説】
目次
- [曲目]
- ・みじかい別れのスケッチ
- ・友だち
- ・どっちが高い?
- ・飛行機よ
著者紹介
土田 豊貴
- 略歴
- 詩人、歌人、劇作家、シナリオライター、映画監督。昭和10年12月10日青森県に生まれる。早稲田大学教育学部国文科中退。青森高校時代に俳句雑誌『牧羊神』を創刊、中村草田男らの知遇を得て1953年(昭和28)に全国学生俳句会議を組織。翌1954年早大に入学、『チェホフ祭』50首で『短歌研究』第2回新人賞を受賞、その若々しい叙情性と大胆な表現により大きな反響をよんだ。この年(1954)ネフローゼを発病。1959年谷川俊太郎の勧めでラジオドラマを書き始め、1960年には篠田正浩監督『乾いた湖』のシナリオを担当、同年戯曲『血は立ったまま眠っている』が劇団四季で上演され、脱領域的な前衛芸術家として注目を浴びた。1967年から演劇実験室「天井桟敷」を組織して旺盛な前衛劇活動を展開し続けたが、昭和58年5月4日47歳で死去。多くの分野に前衛的秀作を残し、既成の価値にとらわれない生き方を貫いた。
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