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商品説明
多くの偉大な碩学から教えを受け、自身も学者でありながら惜しげもなく資料を提供し続け、多くの研究者達を支えた永江秀雄。〈若狭に生まれ、若狭で学び、若狭から学んだ〉著者が遺した、珠玉の論考を集成する。【「TRC MARC」の商品解説】
多くの偉大な碩学から教えを受け、多くの研究者達を支えた永江秀雄。〈若狭に生まれ、若狭で学び、若狭から学んだ〉著者が遺した珠玉の論考をここに集成。
永江先生は自身の学問に対して厳しい。それも「丹生考」で解る。エビデンスがなければ、断定はしない。それでいて衢の噂話にも耳を傾け、真を追求する。「これでもか、これでもか」と追求する。このあたりの先生の学問への姿勢をもって、私は、先生を、郷土史家とは呼ばない。「永江歴史民俗学」と私は「永江秀雄の学問」を呼んでいる。
(西川照子「刊行に寄せて」より)【商品解説】
目次
- 第一章 丹生考 「遠敷」考略説/「わらづみ」の方言/地名「遠敷・丹生」考/「遠敷」から「丹生」を求めて/門入と丹生の研究 ほか
- 第二章 越前若狭ことば考 「カカ」について/「シャル」と「ンス」/「つらら」の方言/節分とカガシ ほか
- 第三章 伝説考 甲賀三郎と高懸山/若狭の八百比丘尼/三方石観音と弘法大師伝説 ほか
- 第四章 若狭春秋考 若狭の天道花/若狭の田の神祭り/てっせん踊り ほか
- 第五章 民俗考 桑の実/カワッパ川太郎/「魚」と「舟揚場」の方言 ほか
- 第六章 歴史考 若狭の農民史料/若狭武田氏と織田信長 ほか
- 第七章 若越方言解読試論
- 第八章 師恩考
収録作品一覧
| 『遠敷』考略説 | １２−１６ | |
|---|---|---|
| 「わらづみ」の方言 | １７−２１ | |
| 地名「遠敷・丹生」考 | ２２−３１ |
著者紹介
永江 秀雄
- 略歴
- 〈永江秀雄〉福井県生まれ。福井師範学校本科卒業。福井県立若狭歴史民俗資料館等に勤務。文化財保護功労者表彰（文部大臣表彰）、児玉幸多賞受賞。
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