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紙の本
抄訳 渋沢栄一 『至誠と努力』 人生と仕事、そして富についての私の考え (実業之日本社文庫)新刊
農民の子として生まれながら、尊王攘夷思想に傾倒し城の乗っ取りを計画するも中止。そこから一橋家の家臣となって幕臣になり、認められてパリの博覧会へ派遣され、明治維新後に帰国。...
抄訳 渋沢栄一 『至誠と努力』 人生と仕事、そして富についての私の考え (実業之日本社文庫)
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商品説明
農民の子として生まれながら、
尊王攘夷思想に傾倒し
城の乗っ取りを計画するも中止。
そこから一橋家の家臣となって幕臣になり、
認められてパリの博覧会へ派遣され、
明治維新後に帰国。
大蔵省の官僚になるものの
辞職して日本初の銀行の設立に尽力。
100年後のいま、
日本資本主義の父と称される渋沢栄一。
なぜ彼はこんな人生を送ることができたのか。
本書は渋沢栄一75歳の時の講話録『至誠と努力』から
その人生観や仕事観が凝縮された言葉を厳選し、
現代を生きる人たちへ向けたメッセージとして
編訳しました。
====
「男としてこの世に生まれた以上は、
その体力が及ぶ限り、
その能力が働く限り、
その事情の許す限り、
できるだけ多くの大きな仕事をする――。
これに何の問題があるか。
自分のためにも社会のためにも、
もっと大きな功績を残そう!
こういうのが本来の志というものだ。(略)」
「月給が少ないから
これだけの仕事しかしないとか、
ボーナスをくれないから
働かないとかいうのはダメだ。
これは報酬に忠実ではあるが、
仕事に対する誠意が欠けている。(略)」
「(略)失敗や成功というのは、
精神の安らぎを得られるか、
そうでないかにかかっている。
たとえ巨万の富を築いても、
そこから揺るぎない
心の平穏を得られないとすれば、
結局その人は失敗者だと断言していい」
====
本書では生涯500を超える企業の
設立・運営に携わったといわれる
渋沢栄一の仕事論、修養論にはじまって、
金銭論では富のとらえ方、
日露戦争直後の日本の発展、
そして人生における成功と失敗など
幅広くその人生哲学を現代語訳として
よみがえらせました。
幕末から明治、大正、昭和まで
激動の時代の日本を生き抜いた
渋沢栄一の言葉の数々は、
コロナ禍の令和時代を生きる
私たちを力強く励ましてくれるはずです。
≪内容紹介≫
1章 仕事論―頼りにされる人になるために
2章 修養論―どのように人として成長していくか
3章 金銭論―カネの魔力に狂わされないために
4章 社会論―人々の暮らしを守るには
5章 発展論―日本の未来をどう切り開くか
6章 人生論―混迷の時代を生き抜く覚悟とは【商品解説】
著者紹介
渋沢 栄一
- 略歴
- 1840(天保11)年2 月13 日、現在の埼玉県深谷市の豪農に生まれる。幕末の動乱期には尊王攘夷論に傾倒、のちに一橋家に仕える。ヨーロッパ各国を視察して帰国後、大蔵省租税司、大蔵権大丞を歴任。辞職後は実業に専心し、第一国立銀行(現、みずほ銀行)の創設をはじめ、実業界の第一線から退くまで500 あまりの会社の設立・経営にかかわり、日本の資本主義的経営の確立に大いに貢献した。晩年は社会・教育・文化事業に力を注ぎ、東京市養育院等の各種社会事業にも広く関係した。1931(昭和6)年11 月11 日没、享年91。
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