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商品説明
日本人はなぜ歴史の冒頭に神話を置いたのか? 日本史はどのように書き記され語り継がれてきたか。神話、正史、説話、物語、軍記、伝記、自叙伝など、様々な書に触れて歴史叙述の複雑さと多様性を示し、読者を、悠久の歴史、知的探究の壮大な旅へと誘う。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一章 神々と歴史
- 第二章 国家の記録
- 第三章 歴史の物語
- 第四章 説話の集成
- 第五章 合戦の物語
- 第六章 家と個人の経歴
- 第七章 史書と史論の伝統
- あとがき
- 参考文献
著者紹介
大隅 和雄
- 略歴
- 大隅和雄(おおすみ・かずお) 1932年、福岡県福岡市生まれ。1955年、東京大学文学部国史学科卒業。1961年、同大学院博士課程中退。1964年、北海道大学文学部助教授。1977年、東京女子大学文理学部教授。現在、東京女子大学名誉教授。『愚管抄を読む ― 中世日本の歴史観』(講談社学術文庫、1999年)、『方丈記に人と栖の無常を読む』(吉川弘文館、 2004年)、『中世の声と文字』(集英社新書、2017年)、『日本文化史講義』(吉川弘文館、2017年)他、多数の著書がある。
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