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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/05/30
- 出版社: 徳間書店
- サイズ:20cm/301p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-19-865814-4
紙の本
山口組のキッシンジャーと呼ばれた男 黒澤明その激動の生涯新刊
著者 山平重樹 (著)
明友会事件、獄中13年、山一抗争、日本人カメラマン人質事件、グリコ・森永事件、極真空手の分裂…。武闘派にして交渉能力に長けた山口組きっての異能ヤクザ、黒澤明の知られざる波...
山口組のキッシンジャーと呼ばれた男 黒澤明その激動の生涯
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商品説明
明友会事件、獄中13年、山一抗争、日本人カメラマン人質事件、グリコ・森永事件、極真空手の分裂…。武闘派にして交渉能力に長けた山口組きっての異能ヤクザ、黒澤明の知られざる波瀾の生涯に迫ったノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】
フィリピン・ホロ島の反政府イスラム・ゲリラ組織に拉致され、日本政府からも見捨てられた一人の日本人青年を救うため、命を賭け、1年2カ月もの時間を費やした。もとより一銭の得にもならず、売名でもあらず己の本能ともいえる義侠心の命ずるままの行動であったのだが、彼はそんな野暮なことは口にしなかった。では、何のため? 彼はこう答えた。
すべては胸に空いた隙間を埋めるため――
山口組分裂を機に断腸の思いで渡世から足を洗った男はいまだ胸にたぎる情熱、その燃焼先を求めてフィリピンへと渡った。そこで反政府ゲリラによる「日本人カメラマン人質事件」に直画する。かつて対立してきた組織との間に緊張緩和をもたらした手腕から、現役時代は米国の「外交の達人」にたとえられた男は、その交渉能力を捕らわれた青年救出のために発揮していく。だが、警察当局は放っておかなかった。男は世間を震撼させた「グリコ・森永事件」の首謀者とされて厳しい追及を受けることに。さらに、縁があった大山倍達の遺言の立会証人となったことから、皮肉にも極真空手の分裂に巻き込まれていく――。引退後も波瀾万丈な運命をたどったアウトロー、黒澤明の生涯を丹念に追ったノンフィクションノベル!【商品解説】
著者紹介
山平重樹
- 略歴
- 〈山平重樹〉山形県生まれ。法政大学卒業。フリーライター。著書に「力道山を刺した男 村田勝志」「東映任俠映画とその時代」など。
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