【オンデマンドブック】地球環境アートに「境界はない」：拡張するアート・流動する作品新刊

「--- 地球の資源は限られているので、余りに多くの材料を使用することには注意しなければならない。地球のために、それは不健全なことだ。
アート作品を作る時、早急に決定して、材料を、特に自然素材を浪費しないこと。君が使用している材料は、未来のための貴重な資源であることを覚えておいて欲しい---」
地球環境アートは、土、石、草花、樹木などの自然素材を自分本位に利用し、自然環境破壊にも繋がりかねないアートの歴史を、見据えている。未来志向の「Ichi Ikeda」ならでわの提言である。

内容
・水鏡＠横浜・ 漂う地球＠サンパウロ・地球のへそ @ 福島・ 開花する水＠南チロル
・円水の塔＠屋久島 ・大地の本＠千葉・The United Waters ＠サンタフェ
・水マンダラ @ 奈良 ・ウオーターヘンジ ＠バンコク・水之方舟計画@ 加世田 ・水之方舟計画@ 台北
・Republic of Water Senders 水主共和国＠マニラ・Water Ekiden 水駅＠加世田 ・Water Ekiden 水駅＠金峰
・ 100 人分の安息枕＠阿蘇 ・地球の家＠木口屋集落 ・Waving Surface 地表＠岩国 ・未来形の七福柱＠阿蘇・Water Gods, Up or Down? 水神宿る家たちよ! @ 屋久島・平和のためのL 字線分＠阿蘇
・水取小屋＠加世田・Water Market 水市場＠加世田・香港水市場-・ 水之幸福大移動 ＠高雄
・8 万L の水箱移動@ 川口 ・Earth Taps Cotainer@ 高雄・水之方舟計画＠香港・水之方舟港＠マニラ
・Water Ekiden 水駅＠川辺 ・ 未来羅針盤＠高雄・Green Vessel ＠公州/ ・緑の方舟＜阿蘇2025 号＞
・ Water Ekiden 水駅＠知覧 ・ WATERPOLIS:Niigata 水見台団地水抜き通り＠新潟
・Water Senders Community 水主共同体 @ 台北・5 GREENSCAPES 不忍・緑・五景 ＠東京
・WATERPOLIS:Delhi ウオータポリス ＠デリーなど

池田一は、３０年以上にわたって、地球環境問題、特に水に関する問題と強く結びついたアートワークを世界各地で実現。1991 年、21 回サンパウロ・ビエンナーレでは、特別招待アーティストとしストとして、日本人で初めてメイン・ステージを担当。 1995 年、国連50 周年記念アートカレンダ−の、「世界の12 人のアーティスト」に選抜された。1996 年に「アジア・エッジ1996/ 東京」を開催し、アジア太平洋アートネット構想という新しいネットワーク・イメージを普及。
2008 年には、ニューヨーク国連本部での環境セミナーに招待され、社会と自然のシステムにおける、新しいパースペクティブの必要性を、「Water’s-Eye 水瞰図法」として提案し、各界から反響を呼んだ。【本の内容】