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CD | ホロヴィッツ・ライヴ&未編集!(2CD+特典DVD) | 国内盤 | 発売日 : 2003/12/17 | 購入できません |
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商品説明
未編集3トラック・マスターにより真の姿で蘇る
1965年5月9日、カーネギー・ホール、伝説のホロヴィッツ復帰演奏会!
豪華四つ折りジャケット&19ページ・ブックレット
『1965年カーネギー・ホール ザ・ヒストリック・コンサート』は、当時、『ヒストリック・リターン(邦題)』というタイトルでリリースされています。
しかし、ライヴ録音と謳ってはいたものの、レコード発売に際してはホロヴィッツの“完璧無比”であるという評判を支えるべく、一部のミスタッチなどに編集を施していました。当時大きな論議を呼んだこの編集問題に、今回のリリースは正面から取り組んでいます。
ホロヴィッツの晩年においてそのマネージメントを担当し、現在は米ソニー・クラシカルの社長を務めるピーター・ゲルブ氏はこう語っています。
「ホロヴィッツ氏は常々私に、自分のライヴ・パフォーマンスは決して完璧ではなかったものの、レコーディングしたいかなる作品よりも、その芸術における純然たる即興性が表れていた、と語っていました。しかしながらこの作品を世に送り出す段になって、ほんのわずかでも完璧ではない商品を世に出すことにためらいをおぼえてしまったのも事実でした。今回、ホロヴィッツ・ファンのみなさまに、真実のパフォーマンスをお届けできることに大きな喜びを覚えます。」
ホロヴィッツが1965年に行ったカーネギー・ホールでのリサイタルは当時における最もドラマティックなコンサートの一つでした。ここでこのピアニストは12年間に及ぶ不可思議な“空白”から聴衆の前に戻ってきたのです。
その間、彼の評判と神秘性は高まる一方でした。公演日である1965年5月9日の2ヶ月足らずの前に突然発表されたこのコンサートのニュースは全世界を駆けめぐりました。
チケット発売前夜、1000人を超えるファンが冷たい雨と強い風の中、カーネギー・ホールの回りの歩道に徹夜で並び、それを知ったホロヴィッツが、夫人のワンダに温かいコーヒーを手配させたというエピソードは、この日の公演がホロヴィッツの長い演奏家人生の中でも最も有名な日であることをさらに印象付けます。
コンサートは期待以上の出来でした。そしてコロンビア・マスターワークス(現ソニー・クラシカル)はその数週間後、ホロヴィッツ復帰の興奮がまだ冷めやらぬうちに、“ライヴ”録音によるデラックス2枚組LPを緊急発売したのでした(このアルバムは1966年のグラミー賞で3部門を獲得しています)。
この“ライヴ録音”と銘打たれたアルバムは、明記こそされていなかったものの、ホロヴィッツの生演奏における完璧さについての評判を守るべく、ミスや演奏上の欠点を訂正するためにいくつかの箇所で編集作業が行われていました。
こういった編集作業は、実際のコンサートが聴衆に対して残した印象があまりに強烈だったこともあって、長年論議の的となっていたのです。
今回リリースされるアルバムには、1965年5月9日の記念すべき午後におこなわれたホロヴィッツの演奏を、聴衆が実際に耳にしたままの姿で収録するべく、オリジナルの3トラック・アナログ・マスターを使用しています。
当時、バックアップ用に回してあったこのテープは、コンサート後直ちに倉庫に保管され、ほぼ完璧な状態で保存されていました。これをもとに、最新のデジタル技術、そしてDSD技術を駆使してミックス・マスタリングを行った結果、ミスや欠点を含めた、しかし少しも素晴らしさが失われることのないホロヴィッツの奇跡的な演奏が、素晴らしいサウンド・クオリティで蘇ることになったのです。
さらに特典として、未発表映像を収録したDVDが付属します。内容は、ホロヴィッツ晩年の映像作品『ザ・ラスト・ロマンティック』からの約10分間の未公開映像というもので、ホロヴィッツが自宅でインタヴューに答えて演奏するという体裁をとっています。
収録曲目
【DISC 1】
・バッハ(ブゾーニ編):トッカータ,アダージョとフーガ ハ長調BWV564
・シューマン:幻想曲ハ長調 OP.17
・スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番 OP.68『黒ミサ』
・スクリャービン:詩曲嬰ヘ長調 OP.32-1
【DISC 2】
・ショパン:マズルカ第21番嬰ハ短調 OP.30-4
・ショパン:エチュード第8番ヘ長調 OP.10-8
・ショパン:バラード第1番ト短調 OP.23
・ドビュッシー:『子供の領分』~人形へのセレナード
・スクリャービン:エチュード嬰ハ短調 OP.2-1
・モシュコフスキ:エチュード変イ長調 OP.72-11
・シューマン:『子供の情景』 OP.15~トロイメライ
以上、1965年5月9日、カーネギー・ホールにてステレオ収録
以下、ボーナス
・シューマン:『子供の情景』 OP.15
【DVD】(約10分 カラー&ステレオ)
リヴィングルームでの演奏風景(1987年、ホロヴィッツ邸にて)
・リスト:『巡礼の年 第1年スイス』~第4曲『泉のほとりで』から
・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331(300i)~第3楽章『トルコ行進曲』から
・ラフマニノフ:V.R.のポルカから
・ビゼー/ホロヴィッツ:カルメン変奏曲から
・ショパン:エチュード第5番変ト長調 OP.10-5『黒鍵』から
・モシュコフスキ:エチュードヘ長調 OP.72-6から
演奏:ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P)
1965年5月9日、カーネギー・ホール、伝説のホロヴィッツ復帰演奏会!
豪華四つ折りジャケット&19ページ・ブックレット
『1965年カーネギー・ホール ザ・ヒストリック・コンサート』は、当時、『ヒストリック・リターン(邦題)』というタイトルでリリースされています。
しかし、ライヴ録音と謳ってはいたものの、レコード発売に際してはホロヴィッツの“完璧無比”であるという評判を支えるべく、一部のミスタッチなどに編集を施していました。当時大きな論議を呼んだこの編集問題に、今回のリリースは正面から取り組んでいます。
ホロヴィッツの晩年においてそのマネージメントを担当し、現在は米ソニー・クラシカルの社長を務めるピーター・ゲルブ氏はこう語っています。
「ホロヴィッツ氏は常々私に、自分のライヴ・パフォーマンスは決して完璧ではなかったものの、レコーディングしたいかなる作品よりも、その芸術における純然たる即興性が表れていた、と語っていました。しかしながらこの作品を世に送り出す段になって、ほんのわずかでも完璧ではない商品を世に出すことにためらいをおぼえてしまったのも事実でした。今回、ホロヴィッツ・ファンのみなさまに、真実のパフォーマンスをお届けできることに大きな喜びを覚えます。」
ホロヴィッツが1965年に行ったカーネギー・ホールでのリサイタルは当時における最もドラマティックなコンサートの一つでした。ここでこのピアニストは12年間に及ぶ不可思議な“空白”から聴衆の前に戻ってきたのです。
その間、彼の評判と神秘性は高まる一方でした。公演日である1965年5月9日の2ヶ月足らずの前に突然発表されたこのコンサートのニュースは全世界を駆けめぐりました。
チケット発売前夜、1000人を超えるファンが冷たい雨と強い風の中、カーネギー・ホールの回りの歩道に徹夜で並び、それを知ったホロヴィッツが、夫人のワンダに温かいコーヒーを手配させたというエピソードは、この日の公演がホロヴィッツの長い演奏家人生の中でも最も有名な日であることをさらに印象付けます。
コンサートは期待以上の出来でした。そしてコロンビア・マスターワークス(現ソニー・クラシカル)はその数週間後、ホロヴィッツ復帰の興奮がまだ冷めやらぬうちに、“ライヴ”録音によるデラックス2枚組LPを緊急発売したのでした(このアルバムは1966年のグラミー賞で3部門を獲得しています)。
この“ライヴ録音”と銘打たれたアルバムは、明記こそされていなかったものの、ホロヴィッツの生演奏における完璧さについての評判を守るべく、ミスや演奏上の欠点を訂正するためにいくつかの箇所で編集作業が行われていました。
こういった編集作業は、実際のコンサートが聴衆に対して残した印象があまりに強烈だったこともあって、長年論議の的となっていたのです。
今回リリースされるアルバムには、1965年5月9日の記念すべき午後におこなわれたホロヴィッツの演奏を、聴衆が実際に耳にしたままの姿で収録するべく、オリジナルの3トラック・アナログ・マスターを使用しています。
当時、バックアップ用に回してあったこのテープは、コンサート後直ちに倉庫に保管され、ほぼ完璧な状態で保存されていました。これをもとに、最新のデジタル技術、そしてDSD技術を駆使してミックス・マスタリングを行った結果、ミスや欠点を含めた、しかし少しも素晴らしさが失われることのないホロヴィッツの奇跡的な演奏が、素晴らしいサウンド・クオリティで蘇ることになったのです。
さらに特典として、未発表映像を収録したDVDが付属します。内容は、ホロヴィッツ晩年の映像作品『ザ・ラスト・ロマンティック』からの約10分間の未公開映像というもので、ホロヴィッツが自宅でインタヴューに答えて演奏するという体裁をとっています。
収録曲目
【DISC 1】
・バッハ(ブゾーニ編):トッカータ,アダージョとフーガ ハ長調BWV564
・シューマン:幻想曲ハ長調 OP.17
・スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番 OP.68『黒ミサ』
・スクリャービン:詩曲嬰ヘ長調 OP.32-1
【DISC 2】
・ショパン:マズルカ第21番嬰ハ短調 OP.30-4
・ショパン:エチュード第8番ヘ長調 OP.10-8
・ショパン:バラード第1番ト短調 OP.23
・ドビュッシー:『子供の領分』~人形へのセレナード
・スクリャービン:エチュード嬰ハ短調 OP.2-1
・モシュコフスキ:エチュード変イ長調 OP.72-11
・シューマン:『子供の情景』 OP.15~トロイメライ
以上、1965年5月9日、カーネギー・ホールにてステレオ収録
以下、ボーナス
・シューマン:『子供の情景』 OP.15
【DVD】(約10分 カラー&ステレオ)
リヴィングルームでの演奏風景(1987年、ホロヴィッツ邸にて)
・リスト:『巡礼の年 第1年スイス』~第4曲『泉のほとりで』から
・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331(300i)~第3楽章『トルコ行進曲』から
・ラフマニノフ:V.R.のポルカから
・ビゼー/ホロヴィッツ:カルメン変奏曲から
・ショパン:エチュード第5番変ト長調 OP.10-5『黒鍵』から
・モシュコフスキ:エチュードヘ長調 OP.72-6から
演奏:ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P)
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