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- 発売日:2012/04/22
- レーベル:ライス
- カタログNo.:TCR263
- 組み枚数:1枚
- 発売国:Japan (国内盤仕様)
- フォーマット:CD
CD
Early Recordings Vol.1【CD】
伝説のウード奏者が残した貴重な初期録音をまとめて放出! 中東/西アジアの貴重な音源の復刻に精を出すアメリカのユニークなレーベル“トラディショナル・クロスローズ”のカタログ...
Early Recordings Vol.1【CD】
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曲目
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- Sana Olan Askimi
- Huseyni Saz Semai
- Setaraban Taksim
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- Hicaz Taksim Cifte Kiris
- Gecmis Guzel Gunleri
- Huzzam Taksim
その他のバージョン
CD | Early Recordings Vol.1 | US輸入盤 | 発売日 : 1995/07/17 | 購入できません |
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商品説明
伝説のウード奏者が残した貴重な初期録音をまとめて放出!
中東/西アジアの貴重な音源の復刻に精を出すアメリカのユニークなレーベル“トラディショナル・クロスローズ”のカタログの中でも最重要と言えるのがこの2作。盲目のアルメニア人ウード奏者ウディ・フラント・ケンクリアンの初期録音を集めた編集盤の第1集と第2集を今回ご紹介いたします。
ウディ・フラント・ケンクリアン(1901-1978)はトルコ・イスタンブールで生まれたアルメニア人音楽家。盲目として生まれた彼はローティーンよりウードを手にし、有名な古典音楽の先生に師事して本格的にウード演奏を勉強しました。その後カフェなどで演奏を披露していた彼が初めてレコードを残したのは20年代の終わり頃でした。その後もコツコツ録音を残していった彼は、いつしかトルコで最も有名なウード奏者として名を馳せるようになりました。
そんな彼が尊敬される理由の一つとしては、その革新的なウード奏法にありました。今では当たり前になった左手でのピッチカート奏法や、オルタネイト・ピッキング(ピックを上下交互に動かしてスピーディーにピッキングする奏法)を編みだしたのはウディだと言われていて、さらにオープン・チューニングや同コースの複弦をオクターヴで調律するといった実験的な試みも行うなど、ウードという楽器の可能性を格段に広げたイノヴェイターとしての一面がよく知られています。
先にリリースした『ウディ・フラント・ケンクリアン』には50年にニューヨークで録音された音源が収録されていましたが、今回ご紹介する2作は、それ以前に様々なレコード会社(主にアメリカに拠点を置く会社)が録音してSP盤として発表したものをレーベルごとに二つのグループに分け、それぞれ第1集、第2集としてコンパイルしたものです。
第1集の前半では小編成の楽団によるトルコやアルメニアの歌曲やインスト、そして後半にはタクシームと呼ばれるウードやヴァイオリンの即興演奏やフラントの独唱なども収録されています。
また第2集でも巧みなウードのタクシームから始まり、チフテ・テリやオユン・ハヴァスと呼ばれるトルコのダンス音楽を取り入れたもの、さらにピアノ、ストリングス、ウードを交えたオリエンタル・ムードたっぷりのインストも披露し、フラントの多彩な音楽性をタップリと味わうことができます。
そして収録音源はすべてマスターディスクから取り込みデジタル化したものを採用。音質に拘りを持つトラディショナル・クロスローズらしい立派な仕事ぶりが感じられます。
過去の素晴らしい音楽財産を今に伝えてくれる素晴らしいアルバム。これは絶対に揃えておきたい2枚です。
特典・視聴・HMVユーザーレビュー
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