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  5. 天地創造(英語) ホグウッド&エンシェント室内管、カークビー、ロルフ・ジョンソン、他(2CD)

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  • 発売日:2012/09/28
  • レーベル:Double Decca *cl*
  • カタログNo.:4784594
  • 組み枚数:2枚
  • 発売国:Europe
  • フォーマット:CD

CD

天地創造(英語) ホグウッド&エンシェント室内管、カークビー、ロルフ・ジョンソン、他(2CD)【CD】 2枚組

ハイドン(1732-1809)

ホグウッド/ハイドン:天地創造(2CD)1799年初演時の復元を試みた画期的な録音ハイドンの『天地創造』は、『四季』と並び愛され続けている傑作。ミルトンの『失楽園』や聖書...

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天地創造(英語) ホグウッド&エンシェント室内管、カークビー、ロルフ・ジョンソン、他(2CD)【CD】 2枚組

税込 2,640 24pt

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商品説明

ホグウッド/ハイドン:天地創造(2CD)
1799年初演時の復元を試みた画期的な録音


ハイドンの『天地創造』は、『四季』と並び愛され続けている傑作。ミルトンの『失楽園』や聖書から採り出した言葉を元にイギリスの詩人リドリーが書いた台本に基づくオラトリオです。通常は、この台本をヴァン・スヴィーテン男爵が翻訳したドイツ語ヴァージョンで上演されますが、当盤では、ピリオド楽器の第一人者ホグウッドらしく、もともとの英語台本を用いて演奏しています。
 さらにここでは、ウィーン芸術家協会に残されている資料や、ハイドンが所有していたパート譜による編成が復元され、管弦楽は120人(管楽器は4管編成&2対のティンパニ)、合唱も80人以上を要する大編成で演奏されています。そして、ソリストや通奏低音など当時の配置により、初演時にできるだけ忠実な再現を目指したものとなっています。透明度高く美しいカークビーの歌唱も絶品です。

【天地創造】
『天地創造』は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン[1732-1809]、が総力を注いでつくりあげた大傑作。晩年、2度にわたって英国に長期滞在したハイドンは、その地で『メサイア』を筆頭にヘンデルの大作に強い感銘を受け、もともとヘンデルのオラトリオのために書かれたとされる英語台本をウィーンに持ち帰り、友人のゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵に翻訳台本の作成を依頼するのです(ちなみにスヴィーテン男爵は、モーツァルトにドイツ語版『メサイア』の編曲を依頼した人物であり、さらに、ハイドンの『四季』の台本を書いたことでも有名)。
 台本の題材は、旧約聖書の「創世記」と「詩篇」、ミルトンの「失楽園」によるもので、キリスト教思想に基づく宇宙の創造の様子がわかりやすく綴られたものでした。
 これにハイドンが熟達の筆致で音楽を付けているのですが、そこでの数々の猛獣や動物、鳥たちのオーケストラによる巧みな描写や、対位法を駆使した合唱の面白さは比類のないもので、映像的ともいえるほどの効果を発揮しています。ハイドンが念頭に置いたライヴァルは、創世を描いた画家たちによる名作絵画の数々と、当時のロンドンを席巻していた『メサイア』などのヘンデル作品ではなかったかと思わせる、無類に手の込んだ傑作がこの『天地創造』なのです。
 かのアーノンクールはこの作品について次のように語っています。
「『天地創造』は、あらゆる時代の子供たちを興奮させる面白さを持ったオラトリオとなっている。この作品では、言葉と音楽によって描かれた情景が次々と変化してゆく様を、聴き手はわくわくしながら見守るのである。巨匠たちが描いてきた天地創造をテーマとする数多くの絵画と同様に、この音画ともいうべきオラトリオは、神による創造の行為を率直に、純粋に表現した作品であり、あらゆる世代の人間に訴えかける力強さを持った傑作である」

 『天地創造』は3つの部分から成っており、創世の時系列的な進行をそれぞれに割り振っています。以下にその流れを記しておきます。(HMV)

第1部~カオスの描写から神による創造の4日間
 第1日:混乱が去り、秩序が形成
 第2日:自然は天空とその下の水に分離される
 第3日:陸地と海が分けられる
 第4日:昼と夜、季節、日や年を分け、地を照らす光が出現
第2部~天地創造の第5日と第6日
 第5日:水と大空に生き物の出現
 第6日:陸地に生き物の出現
第3部~アダムとイヴの登場

【収録情報】
・ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob.21-2(ピーター・ブラウン版/英語歌唱)
 第1部
 第1曲 ラルゴ : 混沌の描写 レチタティーヴォと合唱 : 「はじめに神は天と地を創造られた」-「そして、神の霊が水のおもてをおおっていた」(天使ラファエル、天使ウリエル)
 第2曲 アリアと合唱:「いまや聖なる光の前に」-「絶望と激怒と恐怖が」(天使ウリエル)
 第3曲 伴奏付きレチタティーヴォ:「神はおおぞらを造り」(天使ラファエル)
 第4曲 ソプラノ独唱付き合唱:「喜ばしき天使たちの群れは驚きをもって」-「そして、彼らの喉から声高く」(天使ガブリエル)
 第5曲 レチタティーヴォ:「また神は言われた。天の下の水は一つ所に集まり」(天使ラファエル)
 第6曲 アリア:「泡立つ波をとどろかせて」(天使ラファエル)
 第7曲 レチタティーヴォ:「神はまた言われた。地に青草と」(天使ガブリエル)
 第8曲 アリア:「いまや野は爽やかな緑をさしいだして」(天使ガブリエル)
 第9曲 レチタティーヴォ:「やがて天使たちの軍勢が」(天使ウリエル)
 第10曲 合唱:「弦の調べを合わせよ」
 第11曲 レチタティーヴォ:「神は言われた。昼と夜とを分け」(天使ウリエル)
 第12曲 伴奏付きレチタティーヴォ:「いまや輝きにみちて、陽は」(天使ウリエル)
 第13曲 独唱付き合唱:「もろもろの天は神の栄光をあらわし」-「この日は訪れくる日に」(天使ガブリエル、天使ウリエル、天使ラファエル)

 第2部
 第14曲 レチタティーヴォ:「神はまた言われた。水は、生命をもち」(天使ガブリエル)
 第15曲 アリア:「力強い翼を広げて」(天使ガブリエル)
 第16曲 伴奏付きレチタティーヴォ:「神は、大きな鯨と」(天使ラファエル)
 第17曲 レチタティーヴォ:「やがて天使たちは彼らの不滅の竪琴を奏で」(天使ラファエル)
 第18曲 三重唱:「若々しき緑に飾られて」(天使ガブリエル、天使ウリエル、天使ラファエル)
 第19曲 独唱付き合唱:「主は、その御力によりて大いなり」
 第20曲 レチタティーヴォ:「神はまた言われた。地は生きものを」(天使ラファエル)
 第21曲 伴奏付きレチタティーヴォ:「大地はただちにその胎を開き」(天使ラファエル)
 第22曲 アリア:「いまや天は光にあふれて輝き」(天使ラファエル)
 第23曲 レチタティーヴォ:「そこで神は、その御姿に従って」(天使ウリエル)
 第24曲 アリア:「威厳と気高さを身につけ」(天使ウリエル)
 第25曲 レチタティーヴォ:「そこで神が、つくられたすべてのものを」(天使ラファエル)
 第26曲 合唱:「大いなる御業は成りぬ」
 第27曲 三重唱:「おお主よ、すべてのものはあなたを仰ぎ見」(天使ガブリエル、天使ウリエル、天使ラファエル)
 第28曲 合唱:「大いなる御業は成りぬ」

 第3部
 第29曲 ラルゴ-伴奏付きレチタティーヴォ:「薔薇色の雲をやぶり」(天使ウリエル)
 第30曲 二重唱と合唱:「おお主なる神よ、天地はあなたの御恵みに」-「主の御力に祝福あれ」(イヴ、アダム)
 第31曲 レチタティーヴォ:「われらは創造主に感謝を捧げ」(アダム、イヴ)
 第32曲 二重唱:「やさしき妻よ、おまえの傍らにあれば」(アダム、イヴ)
 第33曲 レチタティーヴォ:「おお幸いなる夫婦よ、持てるものより多くを欲し」(天使ウリエル)
 第34曲 終曲合唱:「すべての声よ、主に向かって歌え」

 エマ・カークビー(ソプラノ:ガブリエル、イヴ)
 アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール:ウリエル)
 マイケル・ジョージ(バス:ラファエル、アダム)
 オックスフォード・ニューカレッジ合唱団
 アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(エンシェント室内管弦楽団)&合唱団
 クリストファー・ホグウッド(指揮)

 録音時期:1990年
 録音場所:ロンドン、グロスター大聖堂&ウォルサムストゥ・アセンブリー・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 原盤:L' Oiseau-Lyre

アーティスト紹介

ハイドン(1732-1809)

ハイドンは1732年に生まれ、1809年に亡くなっています。その77年の生涯は、29歳から58歳までを過ごした30年に及ぶエステルハージ時代を中心に、それ以前とそれ以降の3つの時期に分けて考えることができます。「エステルハージ以前」の28年間は、幼少期の声楽やさまざまな楽器演奏の修行、青年期に入ってからの作曲の勉強に ヨーゼフ・ハイドンは1732年に生まれ、1809年に亡くなっています。その77年の生涯は、29歳から58歳までを過ごした30年に及ぶエステルハージ時代を中心に、それ以前とそれ以降の3つの時期に分けて考えることができます。
 「エステルハージ以前」の28年間は、幼少期の声楽やさまざまな楽器演奏の修行、青年期に入ってからの作曲の勉強により、弦楽四重奏曲を多数作曲したほか、十数名という小編成オーケストラのための交響曲を作曲して指揮するという実地経験により高いスキルを身につけた時期。
 続く「エステルハージ時代」の30年間は、楽才にも恵まれたニコラウス・エステルハージ候のもと、二十数名規模のオーケストラも常設され、安定した境遇下で膨大な作品を作曲・演奏しています。シュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒涛)様式と言われるスタイルが導入され、数多くの交響曲やピアノ・ソナタ、弦楽四重奏曲、協奏曲、そしてオペラやオラトリオが書かれたほか、ニコラウス候が熱中していたヴィオラ・ダ・ガンバに似た楽器「バリトン」を主役にした「バリトン三重奏曲」も大量に作曲されています。それに伴い海外での名声も高まって、1780年代なかばからは作曲依頼が舞い込むようになり、『十字架上のキリストの最後の七つの言葉(管弦楽版)』や、『パリ交響曲集』、『ドニィ交響曲集』などの傑作が生み出されます。
 「エステルハージ以降」の19年間は、二度のロンドン長期滞在により、国際的な知名度を獲得した時期で、市民がお金を払って訪れるコンサート・ホールという環境で、大型のオーケストラを駆使して演奏される楽曲を創造した円熟の頂点ともいうべき時代でした。


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簡易年表

エステルハージ以前 [1732-1760]
【1732】
オーストリアのローラウ村に誕生。
【1738】
6歳。ハインブルクの親戚、ヨハン・マティアス・フランクのもとで、学校に通い、通常の学科のほか、声楽、ヴァイオリン、管楽器、ティンパニなどを学びます。
【1739】
7歳。ウィーンのシュテファン寺院の合唱長ゲオルク・ロイターに歌の才能を見出されます。
【1740】
8歳。ウィーンのシュテファン寺院聖歌隊に入り、解雇されるまでの9年間、中心的存在として活躍しますが、美声ゆえにカストラート手術を施されそうになったり、また、食事などの環境も劣悪だったりと、子供ながらに社会の汚さ・厳しさに晒されることとなります。
【1749】
17歳。声変わりで美声を失ったハイドンは、他の聖歌隊員の髪をハサミで切るなどの奇行により聖歌隊を解雇されてしまいます。着のみ着のままでウィーン市中をさまよっていたハイドンは、ミヒャエル教会の聖歌隊員であるヨハン・ミヒャエル・シュパングラーと出会い、その家に身を寄せることとなります。同家を拠点に、教会や劇場の合唱のエキストラ、酒場の楽隊のエキストラ、野外のセレナード楽団などに参加して生活費を捻出。
【1750】
18歳。シュパングラー家に2人目の子供が生まれて手狭になったため、ミヒャエラーハウスという共同住宅の屋根裏部屋に転居。古いチェンバロと理論書を入手し、作曲を勉強。
【1751】
19歳。個人相手のクラヴィーア教師の仕事を開始。ジングシュピール『せむしの悪魔』、『ミサ・ブレヴィス』作曲。
【1752】
20歳。クラヴィーアを教えていた女性マリアンネのつてで、かつてロンドンでヘンデルと競い合っていたイタリアの作曲家、ニコラ・アントニオ・ポルポラの知己を得て、雑用もこなすという条件でやがて内弟子となり、師に同行して社交界に出入りするうちに貴族社会との接点も増え、顔が売れるようになってきました。
【1755】
23歳。フュールンベルク男爵家の音楽家として雇用され、邸での音楽会のために、弦楽四重奏曲を多数作曲。
【1759】
27歳。フュールンベルク男爵の推薦により、モルツィン伯爵家の楽長として契約。在任2年間に交響曲を10数曲作曲。
【1760】
28歳。マリア・アンナ・ケラーと結婚。



エステルハージ時代 [1761-1790]
【1761】
29歳。モルツィン伯爵家経済的困窮により楽長職解雇。ほどなくモルツィン伯爵の推薦により、エステルハージ侯爵の副楽長として契約。アイゼンシュタットへ赴任。交響曲『朝』『昼』『晩』作曲。
【1765】
33歳。交響曲第31番『ホルン信号』作曲。
【1766】
34歳。楽長ヴェルナーの死により楽長に昇格。楽団を22名ほどに強化し、「シュトゥルム・ウント・ドラング様式」とされる交響曲作曲時期が到来(1773年頃まで)。
【1767】
35歳。『スターバト・マーテル』作曲。
【1768】
36歳。アイゼンシュタット最初の大火。エステルハーザのオペラ劇場が完成し、オペラ『薬剤師』によってこけら落とし。交響曲第49番『受難』作曲。
【1772】
40歳。交響曲第45番『告別』、弦楽四重奏曲集『太陽四重奏曲』作曲。『聖ニコライ・ミサ』作曲。
【1773】
41歳 マリア・テレジア、エステルハーザを訪問。劇場を絶賛しウィーンで評判に。交響曲第48番『マリア・テレジア』作曲。
【1774】
42歳。『エステルハージ・ソナタ』出版。
【1775】
43歳。オラトリオ『トビアの帰還』初演。
【1776】
44歳。アイゼンシュタット2度目の大火。
【1777】
45歳。オペラ『月の世界』初演。
【1779】
47歳。エステルハーザのオペラ劇場焼失。オペラ『無人島』初演。
【1781】
49歳。弦楽四重奏曲集『ロシア四重奏曲』作曲。
【1782】
50歳。『マリアツェル・ミサ』作曲。オペラ『騎士オルランド』初演。
【1783】
51歳。チェロ協奏曲第2番作曲。
【1784】
52歳。チェンバロ協奏曲ニ長調作曲。オペラ『アルミーダ』初演。
【1785】
53歳。カディスのサント・ロザリオ教区教会から依頼され『十字架上のキリストの最後の七つの言葉』オーケストラ・ヴァージョンを作曲。モーツァルトより『ハイドン四重奏曲』献呈。
【1786】
54歳。パリのコンセール・ド・ラ・ロージェ・オランピックより交響曲6曲の作曲を依頼され、交響曲第82番から第87番の『パリ交響曲集』を完成。ナポリ王フェルディナンド4世の依頼でリラ・オルガニザータ協奏曲を作曲。
【1787】
55歳。弦楽四重奏曲集『プロシャ王四重奏曲』作曲。交響曲第88~89番『トスト交響曲』作曲。
【1788】
56歳。弦楽四重奏曲集『トスト四重奏曲』作曲。交響曲第90~92番『ドニィ交響曲』作曲。
【1789】
57歳。『ナクソスのアリアンナ』作曲。
【1790】
58歳。エステルハージ候死去。後継のアントン二世により楽団は解散。ハイドンは名誉楽長となりウィーンに転居。興行主ヨハン・ペーター・ザロモンとロンドンでの一連の演奏会を契約。12月15日にロンドンに向けて出発し、途中ボンでマクシミリアン・フランツ選帝侯と会席、ベートーヴェンと知り合います。弦楽四重奏曲集『第3トスト四重奏曲』作曲。

エステルハージ以降 [1791-1809]
【1791】
59歳。ロンドン到着。ザロモン・コンサート大成功。オックスフォード大学より名誉音楽博士号を授与。交響曲第93~96番作曲。オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』初演。
【1792】
60歳。プレイエルを指揮者に迎えてのプロフェッショナル・コンサート。ザロモン・コンサート。ロンドンを後にし、ボンでベートーヴェンに会った後、ウィーンに戻ります。交響曲第97番、第98番、協奏交響曲作曲。
【1793】
61歳。弦楽四重奏曲集『アポニー四重奏曲』作曲。
【1794】
62歳。第二回ロンドン旅行。交響曲第100番、第101番作曲。
【1795】
63歳。ヘンデルの『メサイア』を鑑賞し、ウィーンに戻ります。交響曲第102~104番作曲。
【1796】
64歳。ニコラウス二世よりエステルハージ家の楽団再建の依頼。『メサイア』に影響を受け、オラトリオ『天地創造』に着手。トランペット協奏曲、『戦時のミサ』作曲。
【1797】
65歳。弦楽四重奏集『エルデーディ四重奏曲』作曲。
【1798】
66歳。『天地創造』非公開初演。『ネルソン・ミサ』作曲。ジギスムント・ノイコム弟子入り。
【1799】
67歳。オラトリオ『四季』作曲に着手。『テレジア・ミサ』作曲。弦楽四重奏曲集『ロプコヴィッツ四重奏曲』作曲。
【1800】
68歳。妻マリア・アンナ死去。
【1801】
69歳。『天地創造ミサ』作曲。オラトリオ『四季』非公開初演。
【1802】
70歳。『ハルモニー・ミサ』作曲。
【1803】
71歳。弦楽四重奏曲第83番作曲(未完)。
【1804】
72歳。エステルハージ家の楽長を辞任。
【1805】
73歳。
【1806】
74歳。弟ミヒャエル死去。
【1808】
76歳。エステルハージで右腕だったトマッシーニ死去。ウィーン大学で『天地創造』の演奏会に出席。
【1809】
77歳。5月31日、ナポレオンのウィーン侵攻の中、死去。

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